Sugar Love123 ページ25
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紫「も〜いーくつ寝ると〜クリスマス〜」
あ「歌詞違くない?
クリスマスじゃなくてお正月でしょ?」
紫「ええのええの。
お正月の前にクリスマス行事があるやろ。」
文化祭終わって早一週間。
大いに盛り上がった我が校の文化祭は、
SNS内ではツイートでトレンド入りを果たし、
若い女子学生の間では話題を呼んだ。
おかげ様で来年の春入学する女子の希望数は
一気に増え、男子達は女子と戯れる日を
いまかいまかと待ち望んでる。
それもこれも、
神「廉ー、今日の夜狩りに行こうぜ。」
廉「おっ。ええで。どこのエリアにする?」
神「そうだな〜難易度上げる?」
オンラインゲームで
話が盛り上がってる廉と勇太くんに、
紫「あ、サンタさんに欲しい物手紙に書かな!」
あ「ぷっ。サンタさんに手紙書くの?」
心が純粋な少年すぎない?
ノートの紙に
ペンを走らせてる紫耀のおかげなんだけどね。
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放課後、みんなで駅前のパンケーキ屋さんに
行こうって話になり、さよならの挨拶した後、
そそくさと帰り支度を始める。
あ「あれ?勇太くんは行かないの?」
先帰ろうとする勇太くんを引き止める。
神「あー俺パス。」
あ「え?なんで?」
紫耀と廉を交互に見てから
神「俺邪魔じゃん?3人で行ってきな。
じゃ、また明日な〜」
ニヤッと笑ってから背中越しで手を振り、
帰ってった。
紫「神が邪魔ってどういうことだ?」
廉「…さぁ。なんやろうな。」
あ「…」
…多分だけど、勇太くんなりの二人への
気遣いだと思う。
勇太くんの後に教室を出ようとした時。
『平野ー永瀬ー、お前らちょっといいか?』
担任の松井先生に呼び止められた二人。
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作者名:rion | 作成日時:2018年11月27日 16時