ヴァンパイアと少女の残酷で、暖かい昔話…【蒼井翔太】

第59話 ★ 狂ってる…？ 【過去】 ページ14

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ーSHOUTA sideー

貴｢んｯ…！｣

翔太｢ほーんと、ここ弱いよなぁ…。いい反応するじゃん。｣

貴｢だ、だってまだ、なれてないもん……！｣

翔太｢ふーん…まだ、ねぇ？今日は朝まで付き合ってもらうからね。こんなので反応してたら、朝まで持たないよ？｣

貴｢そ、そんなの…！｣

翔太｢んっ…！ﾁｭｯ…！はむっ……ﾁｭｯ！｣

貴｢んんｯ…！？んぁっ…！｣

強引にキスをしただけなのに…すごい反応…。

翔太｢A…ここ、濡れてるよ？そんなに気持ちよかった？俺とのキス…。｣

貴｢ふぇっ…？｣

翔太｢言ってほしいな〜…。どう？強引にベッドに押し倒されて、服脱がされて、まじまじと体見られて、触られて弄られるの…。気持ちいいの…？｣

貴｢…。｣

翔太｢答えてよ。｣

貴｢ｯ…！｣

翔太｢答えてくれないと、Aの欲しいもの、あげられないよ？｣

貴｢ｯ…！きも、ちいよ…？｣

翔太｢ふーん…。気持ちいいんだ…。なら、もっともっと気持ちよくしてあげる。もう俺達には、言葉は必要ないよね？この伝わる鼓動だけで充分だ。｣

この日を忘れられないようにしてあげる…。

俺のA。俺だけのA…。Aがいれば、それでいい…！独り占めしたい…。どこか二人しかいない世界へ連れ去りたい。2人だけで、2人だけの世界で、2人だけの空間を…。ならもういっそ俺しか見えなくしてこの部屋にずっとAを入れてどこにも出させないようにする…？そうだ…Aが汚れてしまう…！汚れる前になんとかしないと…！

貴｢…翔太…？｣

翔太｢…あ、悪い…。｣

…なんてな…。ここまで来ると、俺は狂ってるな…。

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