第5話 ★ な、何でこんな格好!? 【過去】 ページ8
ーYOU sideー
貴「ん…。」
目が覚めた。…ここは…。…?ベッド…?
貴「って!?きゃぁッ!?」
な、なんで私、裸なの!?
翔太「あ、起きた。」
貴「ちょ!ちょっと!なんで私こんな…!」
翔太「はぁ〜…。仕方ないだろ?あんな泥だらけでボロボロな服で、ベッドに寝かせられねーし。」
貴「だ、だからって!!」
翔太「ほら、それ着とけ。」
そう言って投げられたのはとても可愛らしいワンピース。
貴「…。これは…」
翔太「俺が作ったんだ。変な想像すんな。」
貴「え?」
翔太「どこかの家に行って盗んだとか、店のやつを脅して盗んで来たとか…。とりあえず、一応俺でも男だからな…目のやり場に困る。早くきろ。」
じ、自分で脱がしといて…!
私はワンピースを着た。
翔太「サイズもぴったりだな。良し!着替えが終わったからA、俺について来い。」
貴「へ?う、うん。」
私は翔太について行った。連れてこられたのはある個室何もモノを置いていなく、外の光はカーテンで遮られている。
翔太「よいっしょとッ!」
廊下から何かを持ってきた。
翔太「ふぅ…この扉重いんだよなぁ…。また調整するか…。」
貴「?」
翔太「クスッ。お前には関係ねーよ。」
そっと微笑んで頭を撫でてきた。
こんなこと、されたのいつぶりだろう…。
翔太「これ、飲んでくれねーか?」
出されたのは赤ワイン。
貴「え?でも、私はまだ未成年だし。」
翔太「いーから!」
貴「う、うん。」
私は出されたワインをちびちびと飲んだ。
翔太「ん〜。もうごくっといけばいいのに。」
貴「ワインって飲むの初めてだし、なんか、変…。」
翔太「当たり前だろ?酒を飲んでるんだし、それにそのワインには俺の血が2滴ほど入ってるから。」
貴「え!?」
翔太「昨日言ったろ?俺に一生血をくれって。」
貴「それは…。」
翔太「今更、「怖いからいや。」なーんて、受け付けないから。」
貴「嫌なんて一言も言ってないでしょ!?もう!」
うぅ〜…ワインってこんな飲みにくいものなの…?
貴「えぇ〜い!!」
ゴクゴクゴクゴクッ!!
翔太「おぉ!いい飲みっぷり。」
どんなもんだい!!
翔太「A、ちょっとだけ顔上げてくれない?」
貴「?」
また、顎に手を添えられ上に向かされた。
貴「ん…!?」
キス…されてる…!?
貴「んんッ…!!ふぅ…!」
しかもなんか深い。
貴「んッ…!ゴクッ…!」
私が何かを飲むと唇が離された。
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ら3ら2か(プロフ) - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 大丈夫!絶対ならん!!wうちもあらよあらよしちゃったけど最低免れてるからw (2016年12月4日 15時) (レス) id: a012e87bb6 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - ら3ら2かさん» 久しぶり〜!このあとに…グフフ(☆∀☆)R指定行かないようにぎりぎりまでせめて見るつもりだよ☆ これでR指定なったら笑えるわ笑 (2016年12月4日 15時) (レス) id: 1f31e782ab (このIDを非表示/違反報告)
ら3ら2か(プロフ) - お久しぶりです!きた、きた、、、激ピンク……!?そろそろですかね!!?あああもう楽しみです!!wこれからも更新頑張ってください! (2016年11月6日 21時) (レス) id: a012e87bb6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 萌えですっ!萌え萌えで超ドキドキする(*´∀`)こんなにカッコ可愛いヴァンパイアになら血吸われてもいいです!!むしろ吸われたいww忙しいとは思いますが自分のペースで更新頑張って下さいね(*´∀`) (2016年10月23日 5時) (レス) id: ad01cac25d (このIDを非表示/違反報告)
緋澄(プロフ) - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 萌えだよ!萌え過ぎてもうドキドキヤバいwwしょーたんになら素直に血を捧げるよ? あ、twitterね、垢変えたからお迎え行こうかなって思ってたんだけど、タイミング逃したからここでアカウント言うね!(@Eru_mg41123) (2016年10月23日 0時) (レス) id: bdb3729c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月19日 15時