第28話 ★この出会いが…。 【過去】 ページ31
翔太「えっと…君は昨日の…。」
男の子「いたよ!お母さん!!」
奥から女性が出てきた。
お母さん「はいはい。少し落ち着きましょうね?」
男の子「はーい!」
翔太「…どうしてここに…?」
お母さん「あなた方の事、街の皆さんが探していらっしゃるからよ?みんなでいろんなところを見て回っていたのです。ここは、普段入ってはいけない森と言われていますし、もしかしたらと思ってきたのですが、正解でしたね…。」
貴「…どうして私たちを?」
男の子「みんな、会いたがってるんだよ!!僕の事、命をかけて守ってくれたヴァンパイアに!」
翔太「…別に、命なんかかけてない。」
お母さん「ですが、街の人々が感謝してるのは確かです。一度、街に降りてはくれませんか?」
翔太「…。」
貴「…翔太。」
横から、Aが心配そうに俺を見てきた。大丈夫、俺は…。
翔太「クスッ…。平気だよ。A。俺は…。」
貴「なら、いいけど…。」
翔太「わかりました。一度街へ降りましょう。」
俺は、呼びに来た2人と森を降りた。
男の子「ねぇねぇ、おにーさんたちはなんていう名前なの?」
翔太「…え。」
貴「クス…。」
俺はこの年頃の子供がどうも苦手だ…。会話ができない…。恵海の世話で、結構なれてると思ってたんだけどな…。
貴「私はAっていうの。よろしくね!」
男の子「うん!よろしくね!おねーちゃん!」
翔太「…翔太…。」
男の子「…?」
翔太「俺の名だ。」
俺がポツリというと男の子は花を咲かせたように笑顔になった。
貴「ところで、貴方達は、日本人なの?イギリス人ではないよね?」
そう、この子供と女は黒の髪の毛、黒の瞳、まるで日本人そのものだった。
男の子「うん!僕達ね、日本からイギリスに引っ越してきたの!僕、小野賢章って言うんだよ!」
貴「へぇ〜!君は何歳なの?」
賢章「6歳!!」
お母さん「すみません。騒がしくて。」
翔太「いえ…。」
俺たちは知らなかった、このはふたりとの出会いが、運命を変えるなんて…。
第29話 ★ なんだよ、話しって… 【過去】→←第27話 ★昨日の子… 【過去】
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ら3ら2か(プロフ) - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 大丈夫!絶対ならん!!wうちもあらよあらよしちゃったけど最低免れてるからw (2016年12月4日 15時) (レス) id: a012e87bb6 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - ら3ら2かさん» 久しぶり〜!このあとに…グフフ(☆∀☆)R指定行かないようにぎりぎりまでせめて見るつもりだよ☆ これでR指定なったら笑えるわ笑 (2016年12月4日 15時) (レス) id: 1f31e782ab (このIDを非表示/違反報告)
ら3ら2か(プロフ) - お久しぶりです!きた、きた、、、激ピンク……!?そろそろですかね!!?あああもう楽しみです!!wこれからも更新頑張ってください! (2016年11月6日 21時) (レス) id: a012e87bb6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 萌えですっ!萌え萌えで超ドキドキする(*´∀`)こんなにカッコ可愛いヴァンパイアになら血吸われてもいいです!!むしろ吸われたいww忙しいとは思いますが自分のペースで更新頑張って下さいね(*´∀`) (2016年10月23日 5時) (レス) id: ad01cac25d (このIDを非表示/違反報告)
緋澄(プロフ) - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 萌えだよ!萌え過ぎてもうドキドキヤバいwwしょーたんになら素直に血を捧げるよ? あ、twitterね、垢変えたからお迎え行こうかなって思ってたんだけど、タイミング逃したからここでアカウント言うね!(@Eru_mg41123) (2016年10月23日 0時) (レス) id: bdb3729c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月19日 15時