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第21話 ★ 大丈夫だからね…。 【過去】 ページ24

遠くからパトカーの音が聞こえてきた。

俺を捉えるつもりか。…捕まっても、俺は死なないのに…。

街のヤツらが逃げ惑っている時、それに巻き込まれた小さな男の子が俺の前で転んだ。

男の子「…あ…。」

翔太「…危ないよ?気をつけて…。ごめんね?怖い思いをさせて…。」

俺が問いかけるのと同時に警察が一気に銃を発砲してきた。

翔太「危ない!!」

俺はとっさにその子を覆いかぶさるように抱きしめた。

Aは…街の人と一緒に済の方に多いやられていた。

翔太「ッ…!」

なんで、俺がこんな目に…。でも、何も関係ない人を巻き込むわけには行かない!

男の子「…お兄ちゃん…血が…。」

男の子は震えながら言った。

翔太「大丈夫、だよ。俺は、化け物だ…そう簡単には死なないよ。」

男の子「どうして助けてくれるの…?」

翔太「何も関係ない君たちを巻き込むわけにはいかないでしょ?…それに、俺は君たちの血を貰うなんて思ってないから。…俺はみんなに、普通に生きてほしいから。」

でも、そろそろ限界かもしれない…。

翔太「ッ…!くっ…!」

血が…足りない…。

その時、一人の男性が声を荒らげた。

街人「やめろーーーー!!!撃つなーーー!!!」

それに続いていろんな人が口々に言っていく。

警官はその圧力に負けて撃つのをやめた。

翔太「…さぁ、君のお母さんかお父さんの元にお戻り?俺は、少し疲れた…。」

視界がぼやけて見える…。男の子がとても心配そうに俺のことを見ているのがわかった。

俺はその顔を見ながら倒れてしまった。

男の子「!!お兄ちゃん!!」

貴「翔太!!」

そんな心配そうな顔すんなよ。俺は死なねーよ。でも、血がほしい…。甘い甘い俺の好みの…。

貴「ほら!血、いくらでもあげるから!起きて!!ねぇ!もう街に行きたいなんてわがまま言わないから!ねぇ!」

翔太「うる、さいなぁ…。血、ちょうだい?」

貴「うん。」

Aはボタンを少し外して首筋を俺の方に向けてきた。

翔太「ありがとう。」

俺はその血をごくごくと飲み干した。

男の子「本物だ…。」

翔太「あ…。俺のことを、怖い?」

男の子「ううん!そんなこと思わないよ!」

翔太「そう、ならよかったよ。」

気がつくと、警官は何故か帰ってしまっていた。

街の人たちに返させられたらしい。

何故だ…?

第22話 ★ ネガティブに考えては・・・だめ。 【過去】→←第20話 ★間に合わない…! 【過去】



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ら3ら2か(プロフ) - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 大丈夫!絶対ならん!!wうちもあらよあらよしちゃったけど最低免れてるからw (2016年12月4日 15時) (レス) id: a012e87bb6 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - ら3ら2かさん» 久しぶり〜!このあとに…グフフ(☆∀☆)R指定行かないようにぎりぎりまでせめて見るつもりだよ☆ これでR指定なったら笑えるわ笑 (2016年12月4日 15時) (レス) id: 1f31e782ab (このIDを非表示/違反報告)
ら3ら2か(プロフ) - お久しぶりです!きた、きた、、、激ピンク……!?そろそろですかね!!?あああもう楽しみです!!wこれからも更新頑張ってください! (2016年11月6日 21時) (レス) id: a012e87bb6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 萌えですっ!萌え萌えで超ドキドキする(*´∀`)こんなにカッコ可愛いヴァンパイアになら血吸われてもいいです!!むしろ吸われたいww忙しいとは思いますが自分のペースで更新頑張って下さいね(*´∀`) (2016年10月23日 5時) (レス) id: ad01cac25d (このIDを非表示/違反報告)
緋澄(プロフ) - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 萌えだよ!萌え過ぎてもうドキドキヤバいwwしょーたんになら素直に血を捧げるよ? あ、twitterね、垢変えたからお迎え行こうかなって思ってたんだけど、タイミング逃したからここでアカウント言うね!(@Eru_mg41123) (2016年10月23日 0時) (レス) id: bdb3729c29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年9月19日 15時

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