第304話 過保護…すぎでは…? ページ33
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大きい荷物を持ってる時も…。
茉莉花「あんたバカ!?何そんな重そうな荷物持ってんの!?貸して!」
貴「あ、ありがとう…。」
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階段を下りている時も…。
寺島「ふっふふ〜〜〜ん…。ん?」
貴「よいしょ、よいしょ、」
寺島「大丈夫!?手伝うよ!」
貴「すみません、手すりがないので…助かります…。」
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買い物に行こうと家を出た時も…。
前野「どこいくの!?一人じゃ危ないよ!」
貴「いえ、すぐそこのコンビニまで…」
前野「蒼井くん今いないから、ついていく。ひとりでどこか以降なんて考えないの!」
貴「すみません…。」
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2月になって本当に寒くなった日は…。
貴「っくしゅん!」
佐藤「!?風邪ひいた!?」
貴「い、いえ…」
佐藤「いいから、私の部屋おいで?暖房きいてるから…。」
貴「ありがとうございます…。」
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春になって皆で花見をしよう!ってなった時も…。
杉田「Aちゃんはここな!」
貴「え?でも、」
杉田「いいから!」
貴「すみません…。ありがとうございます。」
みんなはシートを引いてそこに座るけど、私は椅子と毛布を用意してもらったり…。
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もう、気がつけば私のお腹はすっかり大きくなっていた。
貴「…気持ちいい風だね…。」
お腹を少しなでてみた…。
貴「!?…ふふっ…。翔太!」
翔太「?どうしたの?」
そばに来た翔太の手をとってお腹に当ててみた。
翔太「…あ。」
貴「ふふっ。元気でしょ?誰かさんに似て活発な子だね!さっきからすごいんだよ〜!」
翔太「そうだね!ふふっ…。」
大きな桜の木の下で…花びらがまう、綺麗な風の中で…初めて動いた私たちの子供……。絶対幸せにするんだ…。
そして、月二一回の診断…。
医者「こんにちは蒼井さん、体調の方は大丈夫ですか?」
貴「はい!問題ありません!」
医者「そうですか!それは良かったです!では、その台に寝転がってください。もしかしたら今日、性別がわかるかも知れませんよ?」
貴「本当ですか!?」
医者「もしかしたら、ですけどね?」
そして診断が始まった。
医者「あぁ〜。これはすごい!」
貴「?」
医者「性別がわかりましたよ!聞きますか?良かったら旦那さんも。」
翔太「うーん。」
貴「…わたしはいいです。生まれてくる時に見ます。」
医者「そうですか。」
翔太「なら、僕もいいです。」
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ゆるゆるるるる(プロフ) - ヴァンパイアのお話と繋がってるんですね!凄かったです!この小説を読ませていただきながらボロ泣きしていました……これからも頑張ってください!! (2017年3月22日 0時) (レス) id: 61eed14801 (このIDを非表示/違反報告)
緋澄(プロフ) - しーちゃんんん!!完結おめでとう!!!!!ラスト、すっごく良かったよ!!次のお話も読むね!! (2016年9月28日 7時) (レス) id: bdb3729c29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゐみん(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく良い作品で、超愛読させてもらってました!!!!!次作も楽しみにしてます! (2016年9月19日 8時) (レス) id: d20b8ac115 (このIDを非表示/違反報告)
一松大好き - 初めまして、一松大好きと申します。完結おめでとうございます。 (2016年9月19日 5時) (レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 完結おめでとうございます!詩の方も喜んでもらえたみたいで良かった〜(*´∀`)これからも友達としてよろしくお願いしますっ!アリス(・ω・) (2016年9月19日 4時) (レス) id: ad01cac25d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2016年8月25日 20時