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大介と翔太 "言い合い" ページ29

翔「ねぇ、ぼくにちょうだい!」

大「だめ、これはぼくがたべるの!」

いつもなら大介が譲るけどなんだか、その日は違ったみたい

朝食の時間
岩本家は席が決まっていないので早いもの勝ち
大体翔太はいつも朝起きるのが1番遅いから大抵余ってるところなんだけど、この日は翔太が大介より早く起きてきて、いい席をゲット

大「あ、そこ、ぼくが座りたかったでやんす!」

そこはAと照の間

翔「いいじゃん!別に僕が先に座ったんだもん」

大「えーでもー!!」

照「お前ら、朝から先の取り合いしなくていいから、さっさと食べろ!」

大翔「はーい」

食べてる最中も
おかずが、昨日の残りのピーマンの肉詰め

翔「あーピーマンしかないの?僕食べれない」

A「好き嫌いせずに食べなさい!」

翔「えー、だって苦いもん」

大「翔ちゃん、ピーマン食べれないの?
  ピーマン食べれないとおっきくならないんだー」

翔「いや、大ちゃんに言われたくないし」

A「もーわかったから、ふりかけで食べなさい」

ピーマンが食べれない翔太と、ピーマンが大好きな大介の言い争い


学校の支度中
大「ねぇ今日僕が着ようと思ってた服ないでやんす」

今日着ようと思って準備してた服がない様子の大介
そこに、ちょうどトイレから出てきた翔太が

大「あ!それ今日僕今日と思って準備してたのに、なんで翔ちゃんきてるの?」

翔「え?僕が着ようと思って準備してたもん!」

大「ちがうでやんす!」

翔「もう、先に着たもん!
  それに、大ちゃんの周り汚いから悪いんだし」

辰「もー、2人とも服で喧嘩しないでよー
  遅れちゃうじゃん!」


通学中

ここの地区は通学班というのが存在してて、順番に一列に並んで登校するんだけど、前の方に蓮と辰哉、中間に涼太と大介、そして、後ろに翔太と亮平

隣の地区の班と合流して大介がおしゃべりをしだして、少し距離が空いてしまうと

翔「ねぇ、大ちゃん遅い」

大「いま、しゃべってるでやんす」

翔「もう!」

翔太が大介を前に行かせようとして背中を押した時、ちょうど大介が何かにつまづいて転んでしまい、でも、それに対して何も言わない翔太

大「ねえ、痛い!押さないでよ!」

翔「大ちゃんが悪いでしょ、早く行かないから」

大「でも、押さなくていいじゃん」

涼「2人とも、喧嘩しないでよ!
  大ちゃん大丈夫?」

大介と翔太 "言い合い2"→←タピオカ親子2



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作者名:めーちゃん | 作成日時:2021年2月5日 0時

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