酔っぱらい彼女 ページ6
家でみそと遊んでると家のインターホンが鳴って誰かと思って出るとAちゃんやった。
「おかえり」
とりあえず玄関に入れてただいまの言葉を待つとAちゃんの異変に気付いた。
「Aちゃん、お酒呑んだ?」
「…えへへ、バレた?」
「顔赤いし、結構酔ってんやろ、入る?」
「ん、たくと一緒にいたい」
いつも言ってこない素直な言葉に違和感を感じつつもドキリとしてしまう自分がいた。
少し足元をフラつかせながら俺の腕を掴んで頑張って歩いてる姿がかわいくて、
入れるんやなかった…
と少し後悔。
ソファに座らせると体を俺の方に向けたまま服をぎゅっと掴んできた。
「今日、ここで寝てい?」
「俺んち?」
「ん」
うるっとした瞳と目が合って咄嗟に反らした。
「全然ええけど、ちゃんと布団で寝な?」
「ん、ありがと」
頭をぽんぽんとするとふわりと抱きついてきた。
「たく、すき、」
優しいシャンプーの香りと甘いAちゃんの声。
我慢できる自信が、ない。
「たく、」
「ん?」
俺の胸にうずめていた顔を上げて見てくるからAちゃんを見返すと
唇に一瞬、柔らかい感触。
離れて、また重なる。
こんなの、無理に決まってる。
「…っ、ん、たく、」
後頭部を抑えて強く唇を重ねると隙間から声を漏らした。
「…んん、」
「Aちゃん、」
「…ん、…すき。」
ああもう、これは、
完全に、Aちゃんが悪い。
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らむね(プロフ) - Aさん» そんな事言って下さってうれしい限りです(>_<)気まぐれなゆっくり亀更新ですが楽しみにお待ち下さい!! (2018年1月1日 4時) (レス) id: 64f520ad7e (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - ほんとに一番好きな作品できゅんきゅんしっぱなしです(´;ω;`)次の更新も楽しみにしてます(o^^o) (2018年1月1日 3時) (レス) id: da8fd23d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みあ | 作成日時:2017年11月8日 16時