快方に向かっているものの ページ10
「だいぶ良くなってきました(^ ^)
熱も37.4℃まで下がってます。」
「良かった…そろそろご飯も食べれそう?」
「いや、食欲……なくて。」
「でも、さすがにそろそろ食べないと…翔太、何日まともに食べてない?」
「え…えっと…3.4日っすね…」
「夏場に体力も体重も落ちるのマズイだろ?少しずつ食べよ?」
「確かに……」
久しぶりに食堂に脚を運んだが、作ってもらったお粥さえ、お茶碗1杯も食べられなかった。
「まぁ胃が悪いんだし、治るまではあんまり無理して食べんな。気持ち悪くない?」
「だいぶ胃も落ち着いてるので大丈夫です…でもこんなに食べられないなんて(*_*)」
「大丈夫、回復するまでは少しずつ食べる量増やしていこ。」
「はい(。-_-。)」
その日はずっと部屋で静養していた。
薬を飲んでも微熱が下がらず、身体が重い。
情けないなぁ…。
『〜♪〜〜♪♪』
森福さんからだった。
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kinatan - 更新頑張ってください!楽しみにしてます♪ (2017年7月16日 20時) (レス) id: 7f0162ebb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美咲 | 作成日時:2017年5月24日 11時