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迎え ページ5

「翔太は一人で抱え込みすぎ。弱音や愚痴でも、仲の良いチームメートとかにもっと話聞いてもらいな。」

「はい……あまり弱音を吐けない性格なんですよね…」

「分かってる…ただ、ストレスで半シーズンでぶっ倒れられるのは困る(´・_・`)
過労にしてもそう。結果が出てなくても、疲れてる時はしっかり休め。
力はあるんだから……」

「体調崩してローテ飛ばされている間に他の台頭があったら…とか、そんな心身の弱い選手じゃいつまでもエースと認めてもらえないだろうな…とか、色々考えてしまって、ブレーキをかけられないんです。」

「頼られたい、エースでありたいと思うあまりに、いつの間にか自分を追い詰めていたんだろうな。
昨日話した時に、急に涙を流したのを見て心理的な限界は感じてた。
とりあえず言われた通りに3日間は静養な。」

「はい…すみません。」

監督たちは、お昼前の新幹線で福岡に帰った。

俺も午後には退院の許可が出た。
ぼーっとする頭で手続きをして、出ようとした時。

「しょーた」

「へ……チョメさん(°_°)」

「心配で(笑)迎えにきた。」

そう言ってくれたチョメさんの笑顔に、ホッと安心した。

監督と話している時は、申し訳ないという気持ちからか、ずっと心が苦しくて…

「ありがとうございます…嬉しい。」

「具合はどう? 少し落ち着いてる?」

「はい…まだ胃の調子は悪いですし、薬切れると熱上がりますけど(^_^;)」

「退院の許可出て良かったなぁ。 落ち着いてるうちに、福岡に帰ろっか。」

「そうします(ー ー;)」

しかし、新幹線に乗って1時間ちょっと…広島を越えた頃からまた体調が悪くなってきた。

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kinatan - 更新頑張ってください!楽しみにしてます♪ (2017年7月16日 20時) (レス) id: 7f0162ebb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美咲 | 作成日時:2017年5月24日 11時

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