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…
貴｢…ごめん｣
それだけ言って部屋を出ていこうとする彼女をここで失っていいのか、
“翔太が素直にならないとAの事貰っちゃうけど？”
そんなの嫌だ、誰にも渡したくない
『A』
貴｢…っ｣
いつの間にか抱きしめていたAの体は震えていた
『ごめん、いっぱい傷つけた』
貴｢…ん、私っ、別れたいわけじゃないっ、｣
『分かってるから、大丈夫だよ』
落ち着くまで隣で離れないように手を繋いで、背中を摩って落ち着いた頃には勝手に口が開いた
『まず同窓会に行かせたくなかったのは、Aの元彼が居るって分かったから…で、またお持ち帰りされるかもって思ったから』
貴｢え？私が、元カレに？？｣
『去年を思い出して…嫉妬したって言うか』
貴｢えー、嫉妬？！笑｣
横目でAを見れば嬉しそうに口元を押さえていた
さっきまでいじけて泣いてたくせに…笑
『だから、Aだけが好きみたいって言うのは誤解だし、俺はAが思っている以上に好きだから』
貴｢っ、ちょっと照れる…｣
『んだよ、素直に言っただけじゃん』
貴｢たまに言ってくれる位がちょうどいいかもね笑｣
『いや、これからはちゃんと言葉にしていく』
貴｢え？！いや無理しなくていいよ笑｣
必死で首を振る彼女の手を取った
『A、好き。大好き』
貴｢分かったから！！｣
顔が真っ赤になる彼女が見れるなら素直になってもいいかもな
宮｢あれ、仲直りしてる？｣
いつの間にか帰ってきた涼太
貴｢涼太くん！お世話になりましたっ！本当に大好き｣
『おい、大好きの安売りすんな、もう遅いし帰るぞ。涼太ありがとう』
宮｢あ、翔太｣
Aの手を引き家を出る途中に、涼太に呼ばれ振り返った
宮｢これからも素直にね…？笑｣
『おう、さんきゅ』
やっぱり持つべきものは友だな…
寒い冬空、隣には鼻を赤くするA
『寒くない？』
貴｢うん、手繋いでるから温かい…かも笑｣
『ふはっ、なんだよそれ笑』
右手はしっかり繋いで、もう二度とこの手は離さない
貴｢そう言えば、元カレ結婚するんだって〜｣
『っは？！マジで？なんか、嫉妬した俺ダサくね？』
貴｢ふふっ、可愛いから大丈夫だよ！笑｣
結婚…か、俺らもいつかすんのかな？って隣のAを見てふと思った
でも多分この日から着々と準備は進んでいた
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弦 - 翔太くんの嫉妬たくさんみたいです (2020年12月15日 17時) (
レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - しょっぴー推しさん» いえいえ！私も全員と幸せになりたいです笑 最後まで楽しんでくださいね！ (2020年12月14日 22時) (レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - かなえさん» ありがとうございます！書きますね〜！最後まで楽しんでくださいね！ (2020年12月14日 22時) (レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
しょっぴー推し - わざわざ全員オチだなんてありがとうございます(泣)これからも頑張ってください！ (2020年12月14日 18時) (レス) id: 6febd5b71e (このIDを非表示/違反報告)
かなえ(プロフ) - しょっぴーオチ、のお話大好きです。もしよろしければ、ファンに報告した際のファンの感想話とか読んでみたいです。残りのメンバーも楽しみにしています。 (2020年12月13日 23時) (レス) id: d3a8e5dd29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにぃ
| 作成日時：2020年12月13日 18時
