［ONE-PIECE］まるまるしてみたされてみた、？

EATME贈ってみた ページ32

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現世君様リクエスト！ありがとうございます！


＊プレゼントのクッキーにEATME(私を食べて)を渡してみた




☆ルフィ

｢ん？食っていいのか？｣

うめ〜！！とにこにこ食べる彼は、意味には気付いていないみたいだった。よかったと私も笑って部屋に戻ろうと立ち上がれば、引き寄せられてバランスを崩す。

｢どこ行くんだ。…まだライ食ってねェぞ｣

耳元で呟く声は掠れていて胸が鳴った。食べてと彼を見上げたら、軽い口付けの後に部屋まで連れていかれた。




☆ゾロ

｢へェ…？可愛いことするじゃねェか｣

パキ、と口の端でクッキーを噛んだ彼は、挑発的に片眉を上げた。ぐいっと腰を抱かれて、ぽすりと膝の上に着地。

｢…贅沢だな｣

目を閉じた彼に口付けを落とせば、そう言って見たことないくらい優しい顔で笑うから、ぎゅぅっと心臓が締まった気がした。




☆サンジ

｢ほんとに、俺手伝わなくていいの？｣

ハラハラした様子でいつまでも聞いてくる彼を、キッチンから追い出す。貴方にあげるのに貴方と作ったら意味が無いじゃないか！

｢……これ全部、俺のだよね｣

完成して可愛くラッピングしたものを渡せば、そう言って目を細められた。首肯すればがたん、と音を立てて立ち上がった彼の顔が、目の前にあって。




☆エース

｢うおーすげえ！！ライが作ったのか！！？｣

きらきらと目を輝かせてお礼を言ってくれて、頬が緩んだ。気づいてなさそうだけど、嬉しそうだしまあいいか。

｢…お、起きたか？昼間からこれ渡してきといて、何寝てんだよ｣

体が熱くなって目が覚めた。見れば、彼がベッドに潜り込んで私の肌を探っていて、普通に起こせよ！と怒りたいのに声にならない声が漏れてしまいそうで口を結んだ。




☆ロー

｢…美味い｣

無言で開けて食べる。コーヒーにあうように甘さ控えめに作ったのは良かったらしい。
それだけかと聞けば、怖い顔をされた。

｢冗談だ、座れ｣

部屋を出ていこうとした私を呼び止めて、笑いながら隣を指す。それでも拗ねたように座ってやれば、ご機嫌取りするような優しいキスが降ってきた。




☆サボ

｢…ライ、寂しかったのか？｣

美味い。ともぐもぐ食べながらそう聞かれて、首を捻る。見せられたクッキーにはEATMEと書かれていたから驚いた。結局渡さないことにして除いたはずなのに

｢はは、かわいー顔…こっち見て｣

耳まで赤く染まる私の腰を引き寄せて笑う彼には、いつまで経っても敵う気がしない。






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