志麻くん…… ページ46
センラside
ササッと本棚を運んだ2人。
島「…え？」
加「部活で慣れてるので！」
加奈ちゃんのドヤ顔初めて見た。
気を取り戻し荷解きを始める。
「まずこのダンボールから」
ガムテープを剥がして箱を開ける。まず開けたのは衣類。
畳みながらも夏物、冬物、Tシャツ、ニット、スカートなど種類別に分けて袋に入れて詰めていたからわかりやすいみたい。
島「なんか出来ることある？」
「…あー、じゃあ衣類を全部出してもらって、その後本類も全部出してもらっていいですか？申し訳ないです…」
島「ん、了解。みんなやろうや」
船「そうですね」
「あ、衣類の袋は開けないでくださいね」
船「分かった。」
荷物を出しつつ横目でAちゃんをちらちら見る。短パンとかオフショルダーとか露出の多いものも何点かあって、複雑な気持ちになりつつも作業を進める。
浦「あ！そのセーターあのブランドのやつでしょ？俺あのブランド好きなんだよね。」
「知ってるんですか！」
浦「知ってる！よく買うよ。」
「いいですよね！シンプルなのに可愛くて好きなんです！」
楽しそうに話す2人。
センラも嫉妬ぐらいするんでうらたんに怖い視線を送ってたんでしょうね。
浦「…あ、センラも服とか好きだからまた2人でそういう話したら？」
ってちらちら見ながら言ってたわ。
「そうなんですか！またお話しましょうね。センラさん。」
笑顔で名前を呼ばれて嬉しくない訳もなく顔がニヤニヤしてくるのは自分でも気付いた。
衣類は出し終わり、本に移ろうとした時、
島「センラさん、この服入ってる袋開けて見いひん？なんか開けたあかんって言われたら開けたくなるやん(ｺｿｯ)」
船「はあ…、思考回路が小学生並なんとちゃいます？別に開ける必要もないんやし」
島「ええやん。センラさんも彼女がどんな服着るんか気になるやろ？(ｺｿｯ)」
船「はあ？別に…」
言いかけたところで志麻くんはもう袋を開けてて。もうほっとこうと思った時、
「あー！やめてください！」
Aちゃんが袋を取り上げる。何故か涙目だった。
島「ごめんて……」
「ひどい、、」
あーあ、嫌われちゃった。
船「何やらかしたんですか志麻くん…」
島「開けた袋、下着入れてた袋やってん……(ｺｿｯ)」
船「……はあ？何やってんねんほんま。」
島「センラさん、(ｺｿｯ)」
船「ん？」
島「見た感じAちゃん結構胸デカいで(ｺｿｯ)」
船「ホンマにやめろやお前。」
島「すんません……」
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シロマリ(プロフ) - ハチミツさん» ありがとうございます！ハチミツさんの作品楽しく読ませて頂いているのでとても嬉しいです！頑張ります！ (2019年3月25日 23時) (
レス) id: 733482b1be (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - コメント失礼します！とても面白い小説なので、更新楽しみにしています！これからも頑張ってください！ (2019年3月25日 22時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)
シロマリ(プロフ) - 月雨さん» 訂正ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月24日 19時) (レス) id: 733482b1be (このIDを非表示/違反報告)
月雨(プロフ) - おこずかい× おこづかい○ですよ！更新頑張ってください！ (2019年3月24日 19時) (レス) id: 13ee1e808b (このIDを非表示/違反報告)
シロマリ(プロフ) - まりあ 裏千家さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 733482b1be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロマリ | 作成日時：2018年12月9日 21時
