話し合い2 ページ37
センラside
船「まあ、バイトの話は後ででいいですわ。じゃあ次は家事の分担の話ですね。」
「私、全部やりますけど…」
船「いやいや、さすがにそんなことさせへんで。半分こしよ。な?」
「でも、住まわせて貰って、家事もして頂くなんて、申し訳なくて落ち着かないです。」
島「Aちゃん、センラさんが好きでAちゃんのことここに住まわすことにしたんやから、申し訳なく思うことそんなにないと思うで?」
坂「そうそう。それに、もうちょっと人に頼ること覚えた方がええで?」
船「自分で何でもしようと思うのは偉いと思うけどな、それやったら自分だけがしんどくなっていくで?」
「………………」
加「ほら、A。皆さんこう言ってくださってるし、ちょっとは甘えてみたら?今まで頑張ってきたんだしさ。」
「………………………………」
何か言いたげな表情をしているけど俯いたまま顔を上げてくれない。
船「センラはAちゃんのことが好きやからこんなこと言ってるんですよ。大好きやから無理して欲しくないから。」
「………………………」
黙ってはいるけどめっちゃ顔赤くなってるんよなあ。
それでもあまり分担したがらないAちゃんを5人で何とか説得して結局センラがゴミ出し、お風呂掃除、トイレ掃除、洗濯物を畳む。Aちゃんがご飯、洗い物、洗濯物干し、部屋の掃除など。休日は2人で一緒に買い物したり掃除したり。
これでもAちゃんの負担が多い気がするんやけどもうこれ以上説得しても無駄やなと判断したから。
船「ちなみにさあ、何時に家出て何時に帰り着くん?それによってセンラも帰る時間とか変えますし。」
「ここからだと朝は6:30に出れば問題ないですね。帰りはだいたい19時くらいじゃないでしょうか。たまに平日でもバイトがある日は23時になるのでその時は晩御飯を作り置きしときますね。」
船「いつ、家事とかするん?」
「へ?朝は5時に起きれば朝と昼ご飯は作れますし、夜の間に洗濯機を回しておけば行く前に干していけるので効率的です。夜は30分あればご飯ができて、その後洗い物とか掃除とかすれば12時には勉強し始めれるので問題ないですね」
船「聞くの怖いんやけどさあ、何時に寝るつもり?」
「……3時、とか?」
あかんわこの子。時間の感覚が狂ってる。
船「あかん!そんなん絶対あかん!許さん!少なくとも3時間は寝て!掃除なんて土日だけでええわ!」
「……分かりました。」
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シロマリ(プロフ) - ハチミツさん» ありがとうございます!ハチミツさんの作品楽しく読ませて頂いているのでとても嬉しいです!頑張ります! (2019年3月25日 23時) (レス) id: 733482b1be (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - コメント失礼します!とても面白い小説なので、更新楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2019年3月25日 22時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)
シロマリ(プロフ) - 月雨さん» 訂正ありがとうございます!頑張ります! (2019年3月24日 19時) (レス) id: 733482b1be (このIDを非表示/違反報告)
月雨(プロフ) - おこずかい× おこづかい○ですよ!更新頑張ってください! (2019年3月24日 19時) (レス) id: 13ee1e808b (このIDを非表示/違反報告)
シロマリ(プロフ) - まりあ 裏千家さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年3月10日 22時) (レス) id: 733482b1be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロマリ | 作成日時:2018年12月9日 21時