また明日、同じ食卓で (ページ4)

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昼食は行きがけに買ったプルダックで済ませて、午後は荷物を片付け、家の掃除をした。

最初に寝室を軽く整えて、次にキッチンへ向かう。

大家族だったこともあり、広いスペースがあって掃除には時間がかかりそうだった。キッチンの向かいにある巨大な木製のテーブルと暖炉も、薄く埃をかぶっている。箒で掃いて、雑巾がけをする。

冷蔵庫にはまあまあの食料が保存してあって、自家製のナムルがタッパに何種類か詰めてあり、あとはトッポッキが鍋にそのまま入っていたりした。

曇りガラスから日暮の桃色の光がたっぷり入ってくる。
溜まったゴミを袋にまとめていると、もう4時を回っていた。

朝はどうしようかと思ったが、過ごしてみればそれなりに短い1日だった。机にトッポッキを置いて、プルダックを2個開ける。冷蔵庫に入っていたチーズと黒米も一緒に入れて食べてしまおう。

「…はあ。疲れたあ」

日が徐々に落ちて、室内は薄暗く、片付けの疲れもあってかどんどん眠気がやってくる。
濁流のような強烈な睡眠欲に抗えぬまま、私はテーブルに突っ伏した。ひんやりとした重厚な冷たさが心地よい。

…ちょっとだけ、寝てしまおうかな。明日もまだ、時間はあるのだし…。
ふわあと欠伸がひとつ出て、瞬きがゆっくりになっていく。

ああ、今寝ちゃったら、プルダックがのびてしまうのに。

そんなことを考えながら、私は久しぶりに、溺れるように意識を落としていった。