不透明、 siDe 貴方 ページ6
.
きっと、村上が怒った原因は
私の実力が不透明なまま、指導していたから。
まあ、そりゃあ下手くそに教えられたって
説得力は無いからね。
「 村上が知りたかったのは、こういうことでしょ？」
村 「 ... そや 、」
座り込んだままうつむいて、返事をする村上
「 で、納得してくれた？ 私の実力がいかがなものか。」
村 「 .. 悪かった、さっきはあんなこと言ってすまん。」
「 わかったならいいの。でも、久々だったから緊張したなぁ 。」
苦笑いしてラケットを触った、
とても懐かしい感じがした。
心の奥で父さんが笑ったような気がした。
安 「 A！テニスできたなっ！」
ヤスが走ってきて満面の笑みで私にそう言った
「 できちゃった 笑 」
錦 「 �爐任�ちゃった�瓩離譽戰襪犬磴覆い笋蹇�」
大 「 ほんまにやで！ なんなん、あの上手さ⁉︎」
丸 「 ほんまに！こっぱみじんこやで！ 」←
「 はい ？」
丸 「 あ、何もないです。気にせんとってください。」←
横 「 なあ、(人1)。俺とヒナ、まだ計画言うてもらってないんやけど、まだなん？」
「 あぁ、もう立ててあるよ？聞く？」
村横 「 聞きます！」
「 二人ともだけど、両方とも自己中心的なの。」
横 「 俺、自己中か .. ?」
「 テニスになるとね？ 二人のプレイを見ると二人ともが決めに行こうとしてるから、ミスが多くなってるの。やっぱりそこはもったいないかな。」
「 だから、確実にラリーを続けて前衛が決めに出る。っていう形が一番理想的だね。」
村 「 なるほどな、俺はヨコにチャンスがくるまで相手とラリーを続ければええんやな。」
横 「 俺は、きたチャンスを確実に一発で決め込まないとあかんってことやな。」
「 そういうこと。 やっぱりテニスに関しては一番頭が回る二人だわ。 二人で色々作戦も立ててみたらいいと思うよ？」
村 「 おん、.. ありがとうな、(人1) 、」
「 次は、勝ってね？私に 。」
わざとらしく笑ってみた、
そしたら村上は微笑むだけで、
いつもみたいにつっかかってはこなかった。
「 そろそろ、試合に向けて準備しなきゃね。」
大きく伸びをして
夏の爽やかな空気を胸に溜め込んだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
か え で - お久しぶりぶり ← 元気そうで よかったわ 笑 (2014年10月15日 14時) (
レス) id: 816899b399 (このIDを非表示/違反報告)
りあ - お久しぶりです! 続きがすごい気になります! 更新頑張ってください、 応援してます! (2014年9月27日 22時) (レス) id: c8ab8daeb3 (このIDを非表示/違反報告)
やまがた ちぇりぃ(プロフ) - りあさん» いえいえ！そんな風に思っていただけてとても光栄です！私自身もこんな風な部活だったらいいなと思って書いておりますので、りあさんにそう言ってもらえてすごく嬉しいです！ (2014年7月27日 23時) (レス) id: 303a4b386a (このIDを非表示/違反報告)
りあ - はじめまして!作品見させていただきました!私は中3で元テニス部です。私は部活が嫌いで高校では絶対しないって思ってたんですが、この作品を見たらまた高校でもしたくなりました!ありがとうございました!これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2014年7月22日 23時) (レス) id: c8ab8daeb3 (このIDを非表示/違反報告)
やまがた ちぇりぃ(プロフ) - MK☆さん» ありがとうございます！最近更新できてなくてごめんなさい…。今日するつもりです！ (2014年7月13日 21時) (レス) id: 303a4b386a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やまがた ちぇりぃ | 作成日時：2014年7月7日 20時
