初対面、 siDe 貴方 ページ2
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んー、強豪校か、
これは話聞くしかないなぁ…
色々考えながら、ラーメンをすすった。
「 ごちそうさま ー 。」
渋 「 え、はやっ。」
「 渋谷が遅いんでしょ？」
横 「 いや、大倉もまだ食べ終わってないで？」
村 「 早食いはデブの元やぞ〜。」
「 うっさいわ！バカ！」
なんでこう、
いつもいつも腹立つことしか言えないのかな。
「 私、トップ5に話聞いてくるわ 。」
横 「 あんまり変なこと言い過ぎんなよ。」
横山が言いたいことはわからなくもなかった。
私の悪いくせが出て、
全部ペラペラ喋ってしまったら元も子もない。
自分たちのことは極力話さず、
かつ、相手の弱点を見出す。
「 同席してもよろしいですか ? 」
私なりのニコニコ顏で5人に近付く、
雅「 あっ、Aちゃんだあ ！ いいよいいよ！」
いかにも楽しそうな雰囲気の彼、
感じ良さそうだなぁ。
「 あれ、名前 、言いましたっけ？」
和 「 さっきあの人たちに教えてもらったんですよ。」
気だるそうに話す彼の腕は、白くて細かった。
ほんとに上手いの .. ?
「 そうでしたか、皆お喋りですからね笑」
翔 「 本当だよ、毎日大変でしょ？ 」
そうなんです、と答えようとしたら
低い声に遮られた。
潤 「 で。何しに来たの？ 女子顧問さん、」
背中がゾクっとして、
何か嫌な爬虫類にでも睨まれたような気分になった。
誤魔化せ ... 、なんとか言い訳作んなきゃ ..
智 「 松潤。 そんな怖い顔しないの、Aちゃんびっくりしちゃったじゃんか。ねぇ？」
「 はは .. 、」
正直、大野智の言葉の方が驚いた。
普通は疑うはずなのに、どうして初対面の
しかも、ライバル校の顧問に優しくできるのか。
「 皆さんと仲良くなりたいなって思って来たんですよ？ うちの奴らは仲良いみたいだから、私だけ仲間はずれは嫌じゃないですか笑
まあでも、今日は失礼しますね。 お疲れのようですし。 では、また今度！」
得意の早口で一通り喋ったあと、
皆の方に帰ろうと体の向きを変えたときに
手に何かを握らされた。
智 「 俺のラインのID 。良かったら、よろしく 。」
私にしか聞こえないような位の声で
そう言った大野智は一人、トイレに向かった。
私は黙って皆のテーブルへ歩いた。
ただ熱くなる顔を必死にこらえながら。
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か え で - お久しぶりぶり ← 元気そうで よかったわ 笑 (2014年10月15日 14時) (
レス) id: 816899b399 (このIDを非表示/違反報告)
りあ - お久しぶりです! 続きがすごい気になります! 更新頑張ってください、 応援してます! (2014年9月27日 22時) (レス) id: c8ab8daeb3 (このIDを非表示/違反報告)
やまがた ちぇりぃ(プロフ) - りあさん» いえいえ！そんな風に思っていただけてとても光栄です！私自身もこんな風な部活だったらいいなと思って書いておりますので、りあさんにそう言ってもらえてすごく嬉しいです！ (2014年7月27日 23時) (レス) id: 303a4b386a (このIDを非表示/違反報告)
りあ - はじめまして!作品見させていただきました!私は中3で元テニス部です。私は部活が嫌いで高校では絶対しないって思ってたんですが、この作品を見たらまた高校でもしたくなりました!ありがとうございました!これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2014年7月22日 23時) (レス) id: c8ab8daeb3 (このIDを非表示/違反報告)
やまがた ちぇりぃ(プロフ) - MK☆さん» ありがとうございます！最近更新できてなくてごめんなさい…。今日するつもりです！ (2014年7月13日 21時) (レス) id: 303a4b386a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまがた ちぇりぃ | 作成日時：2014年7月7日 20時
