◇ ∞学園 軟式テニス部顧問 。

辞める 、 siDe 貴方 ページ2

、



「 はあ … 。」


こんなにも気だるい朝は初めてだよ、…



時刻は朝の 6:00

まだ風は涼しく、心地よいはずなのに

こんなにも嫌な気持ちになるのは、
あいつのせい。






昨日の夜、村上からメールで


『 明日、 7:30にテニスコートな ！ ほな！』


… 。


こいつ、メールでもこんなんなのかよ…。







で、今に至る訳で。


行かない訳にはいかないから、
仕方なく準備してると

ケータイが鳴った。


「 はい、 もしもし ?」

しまった、 相手誰か見るの忘れた 。←


安「 あ、 もしもし、A〜 ?」

「 あ、ヤスか 、 どしたの ?」

ヤスは私の幼馴染みで
あいにく、あのテニス部員である。


安 「 村上君から聞いたで〜 ? こ、も、ん！」

何その言い方 。 腹立つ、←

「 ねえ、なんで私なの ?」

安 「 … まあまあ、今日、迎えに行くから
一緒に行こ〜♪」


なんとなく、わかるんだけどね 。

「 わかった、 じゃ。」


相手の返事を聞かずに ケータイを閉じた。

私の悪い癖 。






準備を終わらせ、ヤスを待つ。



安 「 A 〜 ! 来たで〜 ♪」


「 さぁてと、 行きますか。」



重い腰を上げ、
まるで老人のようにトボトボ歩いた。

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