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chapter:side翔太
ピンポンとなったからAだと思って開けたドア
玄関には知らない女の子が立っていた
「はい」
「渡辺くん、突然ごめんね、あのね私のことわかる？」
そう問われてもうちの制服だから同じ学校だと思う
「あー、ごめん、同じ学校だよね？
それくらいしか分かんないわ」
「ふふ、渡辺くんらしい…
あのね、私春に渡辺くんに助けてもらったことあって…」
それは春休み
電車に乗ってたら昼間から酔っ払って
ぶつくさ文句言ってるおっさんがいた
そのおっさんはだまって座ってる女の子の前に
立って文句を言い出したんだ
女の子は怖さと気持ち悪さにみるみる顔色は
悪くなるし、怯えてるし周りの大人は見て見ぬふりで
黙ってられなくて
「これ以上なんか言ったらこの非常ボタン押しますよ？」
そう言ったらおっさんは
「何も言うて無いやろがァー」とかひとこと
言って隣の車両へ移っていった
涙目でありがとうございましたって女の子は言って、
俺もなんか気恥ずかしくて次の停車駅で降りた事があった
「あー、あったな、そんなこと」
「それで、その時は同じ学校の人って分から
なかったんだけど、
この前、ピアスしてるのみて…あの時の
人だってわかって、ちゃんとお礼言おうと
思って何度か話しかけようと思ったんだけど
話しかけれなくて、それで…
バスケ部の女の子にお家聞いて突然
ここまで来てしまって…」そう話てる所に
運悪く食事を運んできたA
俺を見ると気不味そうに、そして少し泣きそうな顔に
みえた
俺にお盆を渡すと二人で食べろって静止も聞かず
帰ってしまった
残された俺ら、気まず
「あー、うん、わかった、わざわざありがとじゃあ」
ってお盆を持って入ろうとしたら
「渡辺くん、これ」って
お礼の品をわざわざ渡してきたから
「ありがとう」そう言ってドアを閉めた
お盆には美味そうなオムライスとケーキまで載ってる
ラップを外して食べるといつもの味
「うまっ」独り言が虚しく響く
「なんだよ、俺二つも食えねぇーよ」
空いた一人前の皿を洗う
残されたオムライスとケーキにため息が出た
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ピカンチ★(プロフ) - いくさん» いくさん！こんばんは、感想ありがとう！励みになります。しょっぴーって煮え切らない態度取らせたら凄くハマると思ってるのは私だけかな？キュンも届いていたんですね…安心しました。お話更新するから待っててね💙 (2022年11月25日 21時) (
レス) id: 966f513e80 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - キュンキュンしたり、しょっぴー！！はっきりしてよ！って思ったりしながら楽しく読んでます。続き楽しみにしています(๑˃̵ᴗ˂̵) (2022年11月25日 20時) (レス) @page23 id: b9250881d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさと
| 作成日時：2022年11月19日 23時
