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chapter:side翔太
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母さんが退院してきて、我が家もやっと四人揃った
妹は母親にべったりで、寂しかった分たくさん
甘えているし、賑やかだし
「翔太、いっぱい心配かけて、ごめんね」
帰ってきた母さんは俺を抱きしめて少し泣いた
「もぅ、わかったから、泣くなよ
悪いと思うんなら、ずっと、健康でいてくれよ」
そう言ったらまた泣いた…やべ、俺まで泣きそう
「浜辺さんにもたくさんお世話になったわね…
Aちゃんにもお礼しなきゃ…」
「あー、そうだな」
「落ち着いたらAちゃんにお礼の品買いに
行きましょう」
「アイツには俺がなんか買って渡すから
ママはおばさんにお礼すれば」
「もちろん、そうするけど、あんたのご飯
ずっと面倒みてもらったし、ママからも
Aちゃんに何かお礼したいわ」
「え、まって飯っておばさんが作ってたんでしょ？」
「あ！う、ん、そうだった」
「おい、ママ！」
「…ごめん翔太、口止めされてたの、だから言わないで
実はあんたのご飯全部、Aちゃんが
用意してくれてたんだって優子さんから聞いた
でも翔太が嫌がるかもしれないから
伏せといて欲しいってAちゃんから頼まれたの」
「マジで？そっか…」ふっと笑いが込み上がる
そうだよな、俺の好きなモンばっか持ってくんだもん
「優子さんが、翔太の好きな物いっぱい知れた
って笑ってた」
「あぁ、アイツが持ってきた飯全部俺の
好きな物だったわ…、何で気づかないかな俺」
「ママから言えるのは、後悔しないように
しなさいってだけね」
「あぁ、わかってる」
今更ながらに、あの日ふっかを止めなかった自分を呪う
「ちょっとアイツんとこ行ってくるわ」
「行ってらっしゃーい」
嬉しそうな声で見送ってくれた
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ピカンチ★(プロフ) - いくさん» いくさん！こんばんは、感想ありがとう！励みになります。しょっぴーって煮え切らない態度取らせたら凄くハマると思ってるのは私だけかな？キュンも届いていたんですね…安心しました。お話更新するから待っててね💙 (2022年11月25日 21時) (
レス) id: 966f513e80 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - キュンキュンしたり、しょっぴー！！はっきりしてよ！って思ったりしながら楽しく読んでます。続き楽しみにしています(๑˃̵ᴗ˂̵) (2022年11月25日 20時) (レス) @page23 id: b9250881d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさと
| 作成日時：2022年11月19日 23時
