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そして何度も達しかけては、それを叶えることも出来ず、ただただ体が震えていくだけ。
「もう、無理です、」
「気持ち良くなりたい？」
私は何度も首を縦に振った。
「じゃあ自分で頑張ってみ」
先生はぐったりとした私を起こし、自分の膝の上に乗せた。
「どうしたら、いいですか、？」
「自分が良くなるように動けば？」
私は羞恥心よりも快楽を求め、先生のそれをゆっくりと奥まで飲み込ませた。
「っあ........」
経験したことのない角度と深さ。
最奥に当たった感覚がして、それだけでぎゅっと中が締まっていく。
「挿れただけじゃん」
先生は、ふはっと笑いながら顔にかかった髪を耳にかける。
「ほら、ちゃんと動かないと」
「動、けない、」
「じゃあこのまんまだね」
「いじわる....」
涙目で先生を見つめると「うん、意地悪だよ」なんて悪びれる様子もなく笑っていて。
「こんなかわいー顔してんだもん。ずっと見ときたいじゃん？」
「や、やだ、」
「だから嫌はなしだって」
「違うの....私ばっかりなのが嫌なの、」
「何で？」
「一緒に気持ち良くなりたい、から....」
そんなことを言えば、先生の目付きはぎらりと変わる。
「......なんだよ。せっかくこっちが我慢してんのに」
「え....？」
先生は膝の上に座っていた私の腰をグッと引いて密着させた。
「最初っからガツガツ行ったらAが飛ぶと思って抑えてたのに。....意識飛んだらその分かわいー顔見れなくなんじゃん、」
拗ねるように唇を尖らす先生の表情にドキリと心臓が跳ね上がった。
「でも、そんなこと言うんだったらもう我慢しない」
「気持ち良くなろうな、一緒に」先生の言葉を皮切りに始まった、濃厚な時間。あまりに刺激的で何度体を震わせたことだろう。
「好き」と言われる度に心が満たされる。
私の心が満たされるのは、やっぱり先生しかいないと思いながら幸せに溺れていった。
「あーあ....だから言ったじゃん」
「まぁ、またいつでも見れるか」なんて呟いた言葉は意識を飛ばしてしまった私には届かなかったけれど、彼の温もりが心地よかったことだけはなんとなく覚えていた。
Chapter#0[恋慕] fin.
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cleam(プロフ) - 彩海さん» お返事が遅くなり申し訳ないです....！楽しんでいただけたようで、本当に嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます（ ; ; ）現在連載中の作品など、他の作品でも楽しんでいただけたら嬉しく思います！ (2021年11月29日 23時) (
レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
彩海(プロフ) - 苦しいくらいぎゅんぎゅんさせていただきました……。cleam様の書くお話は全て苦しいです！！(もちろんいい意味です)完結お疲れ様でした、今後もお世話にならせて頂きます、笑 (2021年11月17日 22時) (レス) @page49 id: b8d91d7ead (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - つばささん» わー！よかったです（ ; ; ）幸せになるシーンが少なかったので、短いながらにお届けしてみました....！楽しんでもらえて嬉しいです（ ; ; ） (2021年11月13日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - にゃー！甘々すぎて胃もたれしそうです…♡(略：最高です♡笑)更なる幸せそうな二人まで書いて下さって心がホッコリしました♡本当にお疲れ様でした(^^) (2021年11月11日 23時) (レス) id: a84a28701a (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - センさん» ありがとうございます！続きをと仰っていただけることがとっても有難いです（ ; ; ）ただもう残りページがほぼないので超短編になりそうですが、なんとなく浮かびそうなのでまた出してみますね＾＾気長にお待ちいただけたら幸いです！ (2021年11月8日 23時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年10月25日 22時
