ep12.辰哉の1日 ページ15
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翔｢…や、辰哉、起きて｣
｢んっ？……すぅ｣
翔｢はよ起きろ、俺もう店行くよ、フレキシブルタイム越えてもしらないかんね｣
｢ん、起きる起きる……おきた、｣
翔｢起きてない｣
｢んもぅ…ほら、目開けた｣
翔｢え？開いてないけど｣
｢おまえなぁ、｣
翔｢ふははっ、じゃあお先｣
｢無理すんなよ〜｣
ここBrillerの家主である俺の朝は、大抵翔太の声で始まる。
時刻は8時半。
遅いと思った？
でもいいの、俺の働く会社はフレックスタイム制だから、出社時間は7時から10時の間で自分で決めれる。
まぁだからといってもこの起床は遅めだよね、うん。
だって俺朝弱いんだもん。
涼太が作る朝ご飯を食べられるのは6時半っていう決まりだから、
朝ご飯は自分で用意します。
前に、朝も涼太のご飯が食べたくて頑張って起きたこともあるけど、
眠すぎて味がよくわからなかったのが本音←
まぁ夜はあの絶品を食べれるから朝はいいか、って諦めた所存です。
｢わ、いい匂い｣
コンロに置いてある鍋の蓋をあけると、
ふわっと美味しそうな香りが。
今日は洋食だったのかな、野菜スープだ。
朝ご飯時間に起きなくても、俺らの健康を考えて汁物は必ず置いといてくれる涼太には頭が上がりそうにありません。
｢あちっ…うまぁ…｣
まだ眠気が覚めない頭をコーヒーで起こし、
涼太作野菜スープを堪能する。
ありがたく毎朝作ってくれる弁当をカバンに入れ、
いざ、深澤辰哉参ります。
ｶﾞﾁｬ
｢おはよ！｣
涼｢おはよう辰哉｣
康｢辰くんおはよう！｣
翔｢あれ、珍しくぎりぎりじゃない｣
｢ま、俺は余裕のある大人だかんな｣
……
｢おいっ！笑｣
康｢そんなんしてるから結局またギリギリなんで笑｣
｢あぁもう！笑
涼太お弁当ありがと！スープ美味しかった！行ってきます！！｣
涼｢もうやけくそじゃん笑 いってらっしゃい｣
少し早歩きでバス停を目指し、乗るバスとほぼ同時に着く。
毎日変わらない、俺の
ドタバタで平凡で幸せな朝。
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莉(プロフ) - りりぃさん» リクエストありがとうございます^^*書かせていただくので、少々お待ちください！ (2020年7月15日 11時) (
レス) id: 1b17488939 (このIDを非表示/違反報告)
莉(プロフ) - 海樹さん» 返信遅れてごめんなさい(汗)リクエストありがとうございます^^*書かせていただきますね！ (2020年7月15日 11時) (レス) id: 1b17488939 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ(プロフ) - ほっくんとラウたんの絡みが見たいです！！！！！！ (2020年7月15日 11時) (レス) id: 8f32a3419b (このIDを非表示/違反報告)
海樹(プロフ) - 仕事中に具合が悪くなって倒れてしまう翔太くんのお話が読みたいです！ (2020年6月8日 14時) (レス) id: 134b7493ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉 | 作成日時：2020年6月3日 22時
