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今日も私が部屋で仕事をしていると、


いつものように智洋が邪魔…いや、甘えにやってきた。
 




神山「A〜まだ〜?」





後ろのベッドに座って退屈そうに足をブラブラさせながら聞いてくる。


私が仕事をしている時はいつもこんな感じ。


まだ始めて1時間もしてないのにこれ聞かれるの3回目。





『まだ〜…。』


神山「いつ終わるん?」


『ん〜…まぁ、今日中には終わるかな。』


神山「今日中って、何時?」


『11時。』


神山「じゃあもう終わるやん!!」


『夜中の。』


神山「えっ、…あと12時間…。」





11時と聞いてキラキラしていた顔から一瞬で笑顔が消えた。





神山「もおー、なんで今日一気にやるん?」





しょうがないでしょ。




締め切り明後日までって言ってんのにあなたが


かまってくれないと俺死んでまう…とか言って泣き始めるから


できなかったんです。





『智洋が泣き始めちゃうからでしょ?』


神山「でも、そんな俺にかまったんはAやろ?」





「別に俺悪ないもん。」と言って口を尖らせる智洋。


根はしっかりしているからか、たまーに正論を挟んでくる。




今日も案の定私は言い返せないまま。





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設定タグ:ジャニーズWEST , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あんず | 作成日時:2020年11月23日 12時

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