きまぐれくろーばー (ページ35)

今日:3 hit、昨日:12 hit、合計:58,498 hit

2 ページ35

・

【それから何もなく飲むこと15分。
ついに河井が動く！】

河井「…何を貸すん」

『ん？』

河井「いや、さっきの…」

『あー電話？ごめん、うるさかったよね』

河井「そうゆうことやなくて、ちょっと気になってん。

そらお前のプライベートのことやし俺が首突っ込むんは
おかしいのは分かってるから答えなくてもええねんけど」

【勘が鋭い河井】

『いや、うちも実は誰かに相談したかってんけど
誰にも言えへんくて…。さすがゆずるやわ笑』

河井「いやほんならそんな笑ってる場合ちゃうやろ！
ほら、言うてみ」

『いや、実は最近
お金貸してほしいって言われること多くて…』

河井「は？」

【一気に表情が厳しくなる河井】

『最初は3000円とかちょっとやってんけど、
ここ1ヶ月くらいはまとまったお金貸してほしいって言われてて』

河井「いくらぐらいなん」

『さっきは15万って…』

河井「はぁぁ？なんやそれ！
なんでそんな大事なこともっと早く言わんねん！」

『いや、相談しにくいし、こんな悩み話したところで…』

河井「お前なぁ、ほんっまええ加減にせえよ？」

【酒の力もあってか説教タイムが始まる】

河井「お前昔っからそうやで。

普段同期同期言ってる割には大事なこと何も言わへんやん。

そんで酷い目合う度に今度からはちゃんと言えって言うてんのになんっも学習せえへんし。」

『すんません…』

河井「アイスもう1本当たったとか
セーターほつれたとかしょーもない報告ばっかり、
別にしてもええけどな？

そんな事よりこういう事真っ先に言うてや。

俺でも、他の同期でも、
秋山さんとか先輩でも、
誰もおらんかったら見取り図とか後輩でもええから。

せっかくこんな愛されてんねんからもっと相談せえよ。

ていうか1番の味方いつも横にいてるやろ」

『はい、います…』

河井「お前知らんかもしらんけど、
くろいつもお前のこと気にかけてんねんで？」

『それは、はい、ありがたいです…』

河井「お前にどんな話されても
嫌いになるやつなんておらへんから。

Aは何も心配せんでええねん。な？」

『…はいっ、いぃぃ泣』

河井「ちょ、何泣いてんねん！笑」

『ゆずる…ぅ、好きやぁぁ泣』

河井「うわーきしょいきしょい！
ちょ、抱きついて来んなって！！」

【三葉が河井の優しさに泣き始めたところでドッキリ終了！】

・