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中間side
俺らが入り口に着くと、そこには
帰る！！と、駐車場に向かって照史の手を引っ張りながら
人目もはばからずに泣きながら大声で叫んでいるしげと、
分かった！！分かったから淳太くん来るまでしー！と一生懸命しげをなだめる照史、
そして、少し離れたところに悲しそうな表情でしげと照史を見つめる�陲舛磴鵝�
怯えたように�陲舛磴鵑力咾亡蕕鬚Δ困瓩詼召函�
何がなんだか、というような顔で�陲舛磴鵑亮蠅魄�っている流星がおった。
周りからはコソコソと「かわいそうね…」「障害者の子？」とか聞こえてきたり、
お父さんとお母さんがこっちを見ている子供の手を引いて
足早に通り過ぎていくのが見える。
今日はいつも以上に手強いな…。
そう思いながらもしげに駆け寄って話しかける。
中間「しげ、俺やで、分かる？淳太！」
重岡「かーえーるーー！！」
中間「帰るよ。今から帰るから」
重岡「帰る！！早く、帰る！！」
あかん、なんも聞こえてへん。
どうしようかな…声が届かないとどうしようもない…。
そんなことを考えていた時、
今までじっとしげのことを見ていた神ちゃんがトコトコとこっちに向かってきた。
そしてしゃがみこんでしまったしげに向かって、神ちゃんもしゃがんで話しかけ始めた。
神山「しげ、俺。神ちゃん。」
重岡「帰る！」
神山「しげ、」
重岡「嫌や、帰る！！」
神山「しげ、！」
重岡「帰る！！」
神山「しげ！！」
神ちゃんが少し厳しい声でしげの名前を呼ぶと、
それまで何も聞こえていなかったしげはハッとしたように静かになった。
神山「しげ、帰ろ。」
神ちゃんが優しく話しかけると、しげは静かにうん、と頷いて
立ち上がって車に向かって歩き始めた。
やっぱ、すごいわ神ちゃん。しげのことに関することは神ちゃんには敵わない。
そんなことを思いながら周りを見回すと、あっという間の出来事にキョトンとした4人。
そんな4人に、ほら帰るで、と声をかけて、周りに一礼をして車に急いだ。
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あんず(プロフ) - ぽむさん» ありがとうございます！！亀更新すぎてお待たせしてしまうこともありますがどうぞ気長に待っていただけると嬉しいです笑 (2021年8月15日 22時) (
レス) id: d92dbb00df (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いています！あんず様のペースでこれからも頑張って下さい(^^)楽しみにしております！ (2021年8月15日 22時) (レス) id: caca875bed (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - あんずさん» いえいえ!分かりました!その時はコメントで教えますね!w (2021年7月19日 19時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - リセルさん» ありがとうございます！！ほんとですね……すっごい恥ずかしい…笑笑これからも誤字とかいっぱいあると思うのでご指摘お願いします(>人<;)ww (2021年7月19日 18時) (レス) id: d92dbb00df (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます!更新された最後のページで､アクセルを踏むだと思います! (2021年7月19日 17時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず | 作成日時：2021年2月17日 12時
