西の白色看板娘【JW】 (ページ16)

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〈楽器演奏の為に個別の練習が始まった〉

重岡「ん？これってルートの1個上？あ、下か」

『そうそう』

重岡「やりました、って言うからには中途半端なレベルで出したくなかったんすよ。

こだわりで、自分らが出した音だけで曲をやりたかったから。」

『重岡さんから「一緒にピアノ弾いてくれへん？」

ってオファーをいただいたのは良かったんですけど、

まさか1つのピアノを2人で弾くとは思いませんでしたね(笑)。

うち一応音大卒なんでその難しさを知ってたんですよ。

なんで、あ、この人本気やなって思って、その気持ちに応えてあげたいって思って受けましたね。』

神山「しげから熱烈オファーをもらって。「俺やりたいねん！」って(笑)。

「一緒にやってくれへんか？」っていう。

しげの中でちゃんとしたイメージがあるんやったら、

やっぱそこはしげのやりたい事をやってあげたいなっていうのもあったから、

「OK、じゃあやるわ」と。」

(真剣にカホーンを叩く神山と、それを涙目で見つめる松若)

神山「何泣いてるん(笑)」

『いや、痛そーやなー思って…(泣)』

濵田「(ギターを弾いている)…はぁぁぁ～！ムズい～！Aヘルプ～！！」

濵田「めっちゃムズい！めちゃめちゃムズい！！

もうー俺押さえたことないこんな指！って思ったもん。

難しい分ね、やっぱきれーな音ですわ、しげちゃんの、あの考えたコードとかは。

きれーな音が鳴るから、絶対に鳴らそうと思って。」

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