ｼｮｳﾋﾗﾉの妹です.#1 (ページ11)

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# 10：本番ページ11

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- A side -

うわああああ。

もしかしたら紫耀もこんな気持ちで紅白でてるのかな～？とか思ったりするくらい心臓バクバク。

広瀬「さあ、次は、シークレットパフォーマーの方です！！」

櫻井「そうなんですよ～！僕らもね！パフォーマーの方、知らないんですよ。」

広瀬「そうなんですよね...、でも、紅組なので、女性の方って言うのと、曲名しか知らないです！」

櫻井「そうだね～。」

広瀬「あ、紅白の公式Twi○terにも予想ツイートが多く寄せられましたよ。」

私は真っ暗なステージの上に立った。

櫻井「さて、準備が出来たそうです、」

広瀬「皆さん、お聞きください。「カタオモイ」」

「～～♪」

「～〜〜〜♪♬︎」

「愛してる。」

「(お辞儀)」

歌った時の記憶がなかった。

それほど、真剣に歌ったのだろう。

そして、何よりびっくりしたのが、客席の人が泣いていた。

どうしてだろうと考えたけど、私が歌う前は泣いていなかったし、それも1人じゃなく、多くの人たちが泣いていた。

それと、私は歌い終わったあとに、司会者の方の横に並ぶ。

広瀬「ありがとうございました。
何か、一言お願いします。」

「A、と申します。たくさんの方が涙を流してくれていて、本当に嬉しいです。」

広瀬「素敵な曲でしたね。私も思わず泣いてしまいました(笑)」

櫻井「びっくりしました(笑)涙が突然出てきて(笑)」

「ふふっ、ありがとうございました。(ﾍﾟｺﾘ)」

こうして、私の出番が終わった。。

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