33 電話の相手 ページ8
さてと…
引っ越しの段ボールが全部片づいてやっとゆっくりできる。
そう思ったとき私のスマホがブルブルと着信を知らせた。
そこには知らない番号…。
でも出ないと…間違い電話だと相手が可哀想だしね。
「もしもし…？」
恐る恐る電話に出ると
『あ、俺です。メールみた？』
「…え？ちょっと意味が…」
何をいってんだか。ってか誰？
『あ、ごめん。俺、俺。光輝。』
「……あっ!!光輝くん!?」
『ちょ、そんなにビックリされても(笑)』
いやいや、ビックリするでしょ普通に!!
「やっ、あのっ、えっと…」
『ははっ。いやなんか声聞きてぇなと思って』
何じゃそれ。お前は私の彼氏か。
「用事ってそれだけ？なら切るけど。私、今忙しいの」
『何だよ、この前まで普通に会話してたじゃん。』
それはあなたが悪いんです。
私には翔ちゃんっていう立派な旦那様がいるんだから！
…あっ！私、光輝くんに翔ちゃんの奥さんって言っちゃった！
ヤバイヤバイ…もし奥さんってバレたりしたら…。
「あの、光輝くんさぁ私が翔ちゃんの……」
『あぁ、分かってる。Aちゃんが櫻井さんの彼女って事でしょ？』
「えっ？それだけ？」
『それだけって…他になんかあんの？』
「あっ、ううん！他になんも無いっ！」
『あっそう？何必死になってんの？(笑)』
そりゃ必死になりますよ〜(汗)でも私、言ってなくて良かった…
「全然？必死じゃないよ？」
『へぇ〜(笑)なんか面白いねAちゃん』
あなたに面白いって言われても嬉しくないです！
「はぁ…で、何？ほんとに切るよ？」
『待って待って。何？今日は機嫌悪い感じ？』
「別に…悪くないよ」
悪いに決まってるじゃないですか。
「ごめん私、引っ越しの片付けで疲れてるの。だからもう…」
『Aちゃんはそれでいいの？』
「…え？何言ってんの？」
『だからAちゃんは櫻井さんでいいの？』
「は？意味わかんないんだけど…」
『櫻井さんみたいに俺らとは住む世界が違う人が彼氏なんかでいーの？』
「何言ってんの？」
『引っ越しって櫻井さんと住むんでしょ？そんなに好きなら裏切られた時ショックでかいよ？』
「…ほんとに切る。」
『俺ならAちゃんを1人にさせない。不安にさせたりしない。』
「私は翔ちゃんがいいの。翔ちゃんじゃなきゃダメなの。」
『でもそれでAちゃんは幸せになれるの？』
「切る…」
私はそのまま電話を切った。
そんなの分かんないよ…。
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まーお - とっても良かったです(*^▽^)/★*☆♪これからも、頑張って下さい(*^▽^)/★*☆♪ (2014年6月7日 8時) (
レス) id: 4c5859bc48 (このIDを非表示/違反報告)
まーお - とっても良かったです(*^▽^)/★*☆♪これからも、頑張って下さい(*^▽^)/★*☆♪ (2014年6月7日 8時) (レス) id: 4c5859bc48 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - 翔娘さん» ありがとうございます(*^^*)嬉しいです( 〃▽〃)そんなこと言われたらもう…泣いちゃいますよー(笑)また３にも遊びに来て下さいねん♪ (2013年2月20日 0時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
翔娘(プロフ) - 智くんの過去に思わず泣きそうになっちゃいましたぁ (2013年2月19日 1時) (レス) id: 28397d1c75 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - アラっしっくん＠さん» 破天荒さいこー！(笑)リーダーの謎を解明いたしましたよ＼(^^)／芽衣ちゃーんww更新ガンバりまっするまっする！(^^)/ (2013年1月30日 23時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年1月13日 8時
