48 そろそろ ページ23
「智くん…っ…」
速い…。さっきから智くんが腕を掴んだまま
ものすごいスピードで歩いている
「待って…待ってってば！」
私が強くそう言うと智くんはビクッとして
智「あ…ゴメン…つい…」
そのまま私の腕を離して顔を反らした
和也「大野さん…」
潤「…とりあえずさぁ、ここじゃマズイから車戻ろ？」
雅紀「うん…そうだねっ！」
潤の一言で私達は車に戻る
車に戻る最中もニノには肩を見えない位置で支えてもらったり
潤には後ろを歩いてもらったり
まーくんにはずっと喋ってもらったり
でも1人だけ浮かない表情の智くん
私から一番離れた場所でずっと黙って歩いている
そうこうしているうちに車に着いた
和也「乗って」
ニノに言われて素直に車に乗る
車の運転席には、でっちゅさんがいた
町田「もー、どこ行ってたんすか？心配するでしょーが！…あれ？Aさん？」
「すいません…私のせいなんです…」
和也「ゴメン、でっちゅ。ちょっと話したいからさ」
町田「分かりました。車はどうします？」
潤「ん、このままでいいや」
町田「了解です」
そう言うとでっちゅさんは私達に気を使ってか
運転席と後部座席の間をカーテンで仕切った
和也「んで？何があったわけ？」
ニノに切り出されて私は夏樹から言われた事や
お店で光輝くんに会ったこと
そして知らないふりをしたことをみんなに伝えた
しばらく沈黙が続いて最初に口を開いたのは
雅紀「Aちゃん、さっすがー！」
ミラクルボーイのまーくんだった
潤「お前、声の音量どうにかしろ(笑)」
雅紀「ごめっ、ごめっ！でもさ知らないふりなんて普通思いつかないよ？」
和也「まぁ、それはそうだな(笑)」
「やっぱり…まずかったかなぁ…」
潤「いや、あながち間違ってないかもよ？」
「え？」
潤「だってリーダーが何も言わないもん」
ふっと智くんをみんなが一斉に見る
智「…何さ」
雅紀「ねぇ、リーダー。そろそろAちゃんに言ってもいいんじゃない？」
「何を？」
智「…はぁ。みんな、スッゴいお節介(笑)」
そう言った智くんは私の方に体を向き直して
智「俺ね、大好きだった人がいたの」
いた…？過去形？
智「でもその人は…もういないんだぁ。ﾆｺｯ」
…どういう事…？
智「ちょうどAちゃんと同じ年だったなぁ」
…え？
智「…俺のせいでね…」
何？…智くん…？
智「…死んじゃったの…ﾆｺｯ」
智くんはﾆｺｯと笑った
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まーお - とっても良かったです(*^▽^)/★*☆♪これからも、頑張って下さい(*^▽^)/★*☆♪ (2014年6月7日 8時) (
レス) id: 4c5859bc48 (このIDを非表示/違反報告)
まーお - とっても良かったです(*^▽^)/★*☆♪これからも、頑張って下さい(*^▽^)/★*☆♪ (2014年6月7日 8時) (レス) id: 4c5859bc48 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - 翔娘さん» ありがとうございます(*^^*)嬉しいです( 〃▽〃)そんなこと言われたらもう…泣いちゃいますよー(笑)また３にも遊びに来て下さいねん♪ (2013年2月20日 0時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
翔娘(プロフ) - 智くんの過去に思わず泣きそうになっちゃいましたぁ (2013年2月19日 1時) (レス) id: 28397d1c75 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - アラっしっくん＠さん» 破天荒さいこー！(笑)リーダーの謎を解明いたしましたよ＼(^^)／芽衣ちゃーんww更新ガンバりまっするまっする！(^^)/ (2013年1月30日 23時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年1月13日 8時
