19 優しさ ページ19
翔ちゃんはしばらく私に顔を見してくれなかった。
きっと今、真っ赤なんだろうなぁと思いそのままにしてあげる。
翔「さっ。片付け終わらせちゃうか！」
「うん。そうだねっ。」
私から離れた翔ちゃんは顔がまだ、ほんのりピンク色で桜と同じ色だった。
櫻井が桜色……。
ヤバイ…。親父ギャグ…(笑)
私が1人でふふっと笑ってると翔ちゃんも笑っている。
翔「なに？どした？(笑)」
「ううん大丈夫(笑)それより今日終わるかな、これ」
私と翔ちゃんの前には山積みの段ボール。
翔「あいつらが来て少しやってくれたけど。あいつらって言っても松潤だけか(笑)」
「ははっ。あとの4人は遊びに来た感じ？(笑)」
翔「だな(笑)じゃ今日はとりあえず最低限のものだけにする？」
「うん。そーする。じゃぁリビングとキッチンやろっ」
翔「おう。あ、でもさっ。」
「ん？早くやろーよ〜」
翔「うんうん。後で一緒にAの部屋やろーな。ﾆｺｯ」
急にくる翔ちゃんの優しさ。
そんなとこが翔ちゃんっていう人を作ったのかな？
「ありがと。ﾆｺｯ」
翔「んっ。ﾆｺｯ」
「はいっ。じゃぁ早く終わらせよっ！」
翔「よぉーしっ。やるかっ！」
・
「はぁ……終わった〜!!」
んーっと伸びをする。
ふと時計を見ると9時半。
翔「もうこんな時間か…。A、大丈夫？」
「うん。私は平気だけど翔ちゃんは？明日、お仕事あるんじゃないの？」
翔「明日はね午後からだから平気。俺は大丈夫だよ？ﾆｺｯ」
「じゃぁ、やっちゃってもいい？早くどけたいからさ」
翔「おうっ。任せとけっ！」
そう言って翔ちゃんは私にブイサインをする。
私も翔ちゃんにブイサインをする。
2人で笑いあって私の部屋に行く。
私が自分の洋服をクローゼットに移す。
翔ちゃんは部屋のレイアウトをしてくれてる。
2人で黙々と作業を続けて、はや一時間。
１つ目の段ボールが空になり2つ目にいこうと振り返ると翔ちゃんがやけに静か。
「翔ちゃん？」
と呼んでみるけど返事はない。
「やっぱり……。」
翔「スースー……。」
翔ちゃんは規則正しく寝息をたてている。
「全然、大丈夫じゃないじゃん……。」
無理して付き合ってくれてたんだ…。
それよりこの体勢、辛いよね。
私のベッドでいいかな？
よいしょっと持ち上げてみる。
……ムリだ。
私は諦めて横にした翔ちゃんに毛布をかける。
その時……。
翔「行かないで……。」
って翔ちゃんの寝言が聞こえた。
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七海 - ピンクの話を読みたいのですが、全表示しても出てきません。どうしたらいいですか？ (2014年5月31日 19時) (
レス) id: 8b24c4dac2 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 急にコメすみません｡°(°`ω´ °)°｡ピンクが読みたいのですが作者様の作品を全表示してもでてこないので、web名教えていただいてもいいですか｡°(°`ω´ °)°｡あつかましくてすみません (2014年5月21日 20時) (レス) id: ea52d0fe11 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - ♂翔ちゃん=りなぼぉ♀さん» 遅くなりました(泣)コメ嬉しいです(*^^*)ピンクは私の作品を全表示してもらうと出てくると思います(>_<) (2013年1月13日 9時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - 麻衣さん» ビックリしました(笑)初めましてっ♪コメありがとさんっ(*^^*)これからもお願いしますねー(^^) (2013年1月8日 21時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - りんごさん» 初めましてー(^^)ピンクは私の作品を全表示してもらうと一番、簡単に出てくると思いますよー(*^^*)読もうとしてくれて感謝ですっf(^_^) (2013年1月8日 17時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年12月27日 17時
