12 自惚れちゃう ページ12
「さ、さ、櫻井さんっ！」
翔「これでもまだ信じられない？」
「ほんとに冗談で済まなくなっちゃうって！」
翔「いいよ。」
「良くないっ！ぜんっぜん良くないよ！」
翔「だってこれが俺のほんとの気持ちだもん。」
「もう…私バカだからさ…勘違いして自惚れちゃうって言ってるでしょ？////」
翔「自惚れろよ。」
「………え？」
翔「自惚れろって。俺、ほんっとにAちゃんの事好きなの。」
「…ほんと…？」
翔「うん。だから勘違いして自惚れてよ。」
「う……そ……。」
翔「嘘じゃない。」
そう言うと確かめるかの様に私をさっきより強く抱きしめた。
私は今の状況を噛みしめる為、櫻井さんの腰に手を回した。
翔「最初から…そうして欲しかった……。」
「私で…本当にいいの？」
翔「うん。Aちゃんがいいの。」
「………ありがと………/////」
翔「ふふっ。…ね。Aちゃん。」
「なに？」
翔「顔、見して……？」
「だ、だめ……////」
翔「何で？いーじゃん。あ、照れてんの？」
「……////。……うん。顔赤いからやだ…///」
正直にそう言うと櫻井さんはｸﾞｲｯと体を離した。
突然の出来事に思わず両手で顔を隠したけど
あっさり櫻井さんに解かれてしまった。
翔「そーゆーのさ。他の男には見せちゃだめ。」
「櫻井……さん……？」
翔「顔真っ赤にしていいのは俺だけ。いい？」
「……うん。分かった……。」
翔「あと……。」
そう言うと櫻井さんは黙ったまま。
どうしたのかと思って顔を上げる。
「櫻井さん？どーし……」
翔「櫻井さんはだめ。翔って呼ばないと。」
「今、何…やって……」
翔「これから櫻井さんって呼んだら、今みたくキスするから。」
「…え？キス……？」
翔「うん。キス。ﾆｺｯ」
今、私……櫻井さんにキスされた……。
どうしよう……さっきの感触が残ったまま……。
翔「大丈夫？ふふっ。いきなりでビックリしちゃった？」
「わ、私……。キスされた……の？」
翔「うん。キスしちゃった。」
いきなりでよく分からなくて……。
でも…もう一度だけ確かめたい……。
あの感触が本当に櫻井さんの唇なのか。
私は考えるより先に櫻井さんの唇にキスしていた。
「……ﾁｭｯ。」
翔「Aちゃん……？」
「あ、ごめんなさいっ！ついキスしちゃっ…ｷｬｯ!!」
翔「ﾁｭｯ……。ﾁｭｯ……。」
そして私は櫻井さんのキスに溺れた。
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七海 - ピンクの話を読みたいのですが、全表示しても出てきません。どうしたらいいですか？ (2014年5月31日 19時) (
レス) id: 8b24c4dac2 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 急にコメすみません｡°(°`ω´ °)°｡ピンクが読みたいのですが作者様の作品を全表示してもでてこないので、web名教えていただいてもいいですか｡°(°`ω´ °)°｡あつかましくてすみません (2014年5月21日 20時) (レス) id: ea52d0fe11 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - ♂翔ちゃん=りなぼぉ♀さん» 遅くなりました(泣)コメ嬉しいです(*^^*)ピンクは私の作品を全表示してもらうと出てくると思います(>_<) (2013年1月13日 9時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - 麻衣さん» ビックリしました(笑)初めましてっ♪コメありがとさんっ(*^^*)これからもお願いしますねー(^^) (2013年1月8日 21時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
翔香(プロフ) - りんごさん» 初めましてー(^^)ピンクは私の作品を全表示してもらうと一番、簡単に出てくると思いますよー(*^^*)読もうとしてくれて感謝ですっf(^_^) (2013年1月8日 17時) (レス) id: 432a9628b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年12月27日 17時
