小説の「文」の書き方講座

三十五歩目「文字数の少なさに対抗する」 ページ36

ドッジボールで顔面キャッチしてしまうのは、車にひかれそうになったときうっかり立ち止まっちゃうのと一緒です。びっくりして一瞬脳の働きがストップするんですね。だからひと試合で五人当てるほどには運動神経のある人でも顔面キャッチしちゃうときはしちゃうんです。

私のことですね。

さらに言えばうっかり顔面にぶつけてしまった彼は悪くありません。知っています。どれだけ的が近かろうと、ボールのコントロールってできないものなんです。力を籠めるとどうしても、予想していたよりも上に飛んでいってしまうことがあります。今回もそれです。


余談は置いておいて、文字数についてのお悩みがありました！！お話を書いている途中で文字数がいっぱいになってしまい、中途半端なところで次のお話へ……。

画面の先で思わずうんうんと頷いてしまいましたね。

なんてったって、ツクの一話の文字数少なすぎる！！！！！！
カウンターでは2048ですが、「半角」で2048文字なので、全角だとカウントは×2。つまり1024文字しか書けません。いえいえ、実際は多少オーバーしても平気ですけどね。1055文字書いても大丈夫でした。

もうこれは仕様なので、私たちがどうにか工夫をして対応しなければいけません。
ではどうすれば、中途半端に終わらせることなく滑らかにベストなタイミングで次の話へ繋げられるかと言うと……答えは単純。あらかじめ千文字しか書けないということを念頭に入れておくこと！！！！！

いやいやいやいや、それができたらわざわざコメントなんかいただいていないわけです。大丈夫、ちゃんと続きはあります。

千文字しか書けないことを念頭に入れておく、というのは、何も「千文字で切りがよくなるように書く」と言っているわけではないです。

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