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七十歩目「文に制限をかけてしまえばいい」 ページ24

時間空けすぎてちょっと何書こうとしていたのかわからなくなった翡翠月です。思い出しながら書くので許してちょ。
 長すぎる文を短くするにはどうすればいいかっていう話だったよね、だよね。えっと……あ、そう!
 
 よく言われているのは、ひとつの文に入れる読点「、」の数を強制的に決めちゃうことです。ふたつが妥当なところでしょうね。多くても三つ。
 
 なんて簡単に言いはするものの、じゃあ今度はそのふたつの読点の位置を正確にしなきゃいけないわけで。
 
 というわけで毎度お馴染み実例ターイム!!
 今回は説明する側も受ける側もわかりやすいように、読点の縛りを「ひとつの文に一個」にします。ではGO!
 
 例えばですね、ちょっと待って自創作から文引っ張ってくるから……「背中からダイレクトに伝わる整備技術最低レベルの地面の感覚に、少女の息が一瞬止まった。」っていう文があるとします。
 
 これはまァ見ての通り読点一個で成立しています。
 
 じゃあこの一個の読点の位置を他にずらすと……例えば「背中から、ダイレクトに伝わる整備技術最低レベルの地面の感覚に少女の息が一瞬止まった。」だとか、「背中からダイレクトに伝わる整備技術最低レベルの地面の感覚に少女の息が一瞬、止まった。」だとかになります。ちょっと極端だけどね。

 わかる?わかります?なんか息詰まっちゃわないですか?エ、そこで切る?ってなっちゃわない?
 何かと言うと、文の後半(または前半)が極端に長いのが原因なんですね!言語変換能力が3なので上手く言えないんですけど、違和感しかないってわけです。
 
 適切な長さで文を切るには、実際読んでみるのが一番!というわけで声に出せる人は声に出して、出せない人は頭の中で声出してるつもりでその文読んでみ。普通に読み出したらたぶん、悪い例の文は最後の方ちょっと息が苦しくなると思う。
 
 読んでいるときに自然と息継ぎをする場所が読点入れるのに適切な長さなんだと思います!自然とがポイントね、「自然と」。
 水に潜るときみたいに、しっかり息を吸ったあと読むのとは違うからね!!
 
 でこのやり方で読点がふたつ入った時点で、文を切ることを念頭に置くと。
 
 とはいえ、実際ふたつ入れて切ったら文がおかしいなんてこともざらにあるので、長すぎるひとつの文をふたつに分ける方法を次で書きたいと思います。
 
 みんな見て!!!今の文、読点ふたつだけだよ!!!!!!

七十一歩目「手遅れにならないうちに一刀両断」→←六十九歩目「句点のない文章はすごく読みにくいと思うのだが、その理由はというと結局何が言いたいのかがわからなくなるからであって、何度も冒頭に戻」



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作品ジャンル:エッセイ/日記
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小柴紬 - 事件…キャラ同士のすれ違いで喧嘩ならいけるかな? 本編沿いって言われると少し難しいんですよね。原作が手元にないんです。想像ならいくらでもできるので頑張ってみます。 (2022年12月3日 17時) (レス) id: 7260f4f31b (このIDを非表示/違反報告)
翡翠月(プロフ) - 事件を起こすといいかもしれませんね。敵に襲われたり、キャラ同士でスレ違いを起こして喧嘩したり。二次創作ならいっそ本編沿いにするもありです。例えば原作の、この話とこの話の間では、皆は何をして過ごしていたんだろう……と想像してみるとか。 (2022年11月20日 16時) (レス) id: 5bb47fcc64 (このIDを非表示/違反報告)
小柴紬 - 翡翠月さん» 半端なところで終わってますよね。ネタが無くなってきて、どういう風に話を進めればいいかわかんなくなっていて、更新が止まっているんです。 (2022年11月20日 15時) (レス) @page8 id: 7260f4f31b (このIDを非表示/違反報告)
翡翠月(プロフ) - 小柴紬さん» 作者名が小柴さんのお名前のものはおそらく一通りは読ませてもらったと思います〜〜!血のつながらない家族シリーズとNARUTOの寄り道ですね。 (2022年11月20日 15時) (レス) id: 5bb47fcc64 (このIDを非表示/違反報告)
小柴紬 - 読んでいただいた私の小説の題名ってなんでしたか? 後から気づきまして…。 (2022年11月20日 12時) (レス) id: 7260f4f31b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:翡翠月 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/hisuigetsu  
作成日時:2021年3月24日 23時

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