続・小説の「文」の書き方講座

五十歩目「セリフ判別不能を倒すファイナルウェポンだぜ」 ページ4

もちろんここは小説！一人称自体ではなく、一人称の「見た目」に差をつけることもできます。
「私」か「わたし」ではまた違うキャラにできますし、「あたし」「アタシ」「俺」「おれ」「オレ」「僕」「ぼく」「ボク」などなど、もう本当にバリエーションを∞にできちゃいます。

こういう細かい差をつけるときは、誤字らないように細心の注意を払ってくださいね！変換ミスがセリフ判別不能事件の重大な過失になってしまったりします。

名前をセリフ内で呼ぶ、一人称で個性を出すときたら最後は「口調と語尾で個性をだす！！！」です。

すんごいわかりやすい例で例えると、「私は○○よ」「俺は△△だぜ」といった違いです。
他にも、「そうだよねぇ」なんて語尾を伸ばしたり、同じ語尾を伸ばすでも「そうだよね〜」にするとまた違う印象になります。
他にもセリフすべてにビックリマークをつければうるさいキャラになりますし、毎回「……」をつければすごく控えめな性格が表れます。

べらんめえ口調なんかも個性が出ますし、言葉のチョイスで厨二病キャラを生産することも可能です。自分のことを「わたくし」と言うタイプのお嬢様なんかもいいですね。「〜ですわ」なんて穏やかな口調を書いていると私まで優雅な気分になってきます。

あ、ちなみに二十五歩目で言いましたが、私の好みはちょっとおちゃめな敬語キャラです。本当に些細な違いですが、敬語でも「〜になっちゃう」か「〜になってしまう」と言うかの違いでまた性格が出ると思います。「やめなさい」か「おやめなさい」とか。

命令形の頭に「お」を付けてちょっと丁寧な感じ出すの大好きマンです。どうもこんにちは。

なんでもありですよ、本当に。某ポケットサイズなモンスターのキャラでは、敬語キャラなのにめちゃめちゃ乱暴な言葉遣い！！！なんてのもありますから。あれ私雷に打たれた気がしましたよ。「こ。ここここんな敬語キャラが存在しているのか！！？！？！？」ってね。

あの白黒とげとげポニテの方、推しです。

短編書き始めてわかったことがあります。
当然と言えば当然ですが、自分以外の人間を動かすぶん、講座より小説の方が書くのに時間を持ってかれるんですね！！！！まじで一話書いてないのに一時間ぶっ飛ぶのやめてほしいです。
小説ってやっぱむずかちいよ……。


ネタ切れ起こしかけているので、「これ教えて！！」にお答えしたいです！！！！！読者のニーズに！！！応えたい！！！コメント待ってます！！！

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