【67】*side Kazu ページ17
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まだグッタリ眠るバカ女を残して家を出た
起こそうかと思ったけど
汗をかいてしっとりと濡れたままの前髪をどかした時
その下に隠れた睫毛が光ってて、
あーこいつ、泣いたのかって
ちょっとばかし怖くなって。
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うまくいかねえなあ、全然
和「おはよーす」
潤「はよーす」
楽屋にはまだ潤くんだけ
潤「どうした？」
和「ん？何が？」
潤「疲れてない？」
和「…あー、うん。久しぶりだったから」
潤「あー、やっと会えた？(笑)」
和「んな良いもんじゃなかったけどねー」
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オシャレにペットボトルの水を飲んでた潤くんは
ベコベコと空になったそれを潰して
物珍しそうにこっちを見てきた
潤「よく分かんないけど、それよりお前、…離れてる間何もなかったの？」
和「うん、ご無沙汰でしたよ」
潤「…意外っつーか、そんな可愛い奴だったっけ？」
和「不相応に恥ずかしいくらいガッツいちゃって、散々(笑)」
ベコベコのペットボトルをいじり続けていた手を止めて
ニヤリと口角を上げたこの男は
なんか、俺の事見透かした風
潤「で？その割に、全くスッキリしてないね」
和「…まあね」
スッキリ出来るはずない
つーか、あいつと再会してからずっとモヤモヤしてるんだ
和「上手くいかないんだよなあ」
潤「珍しいよな、お前がちょっと笑って好きとか言えば、コロッと上手くいきそうだけど」
和「言ったことないよ」
潤「…え？(笑)」
和「女を、好きとか思わないし、言わない」
潤「…可愛い奴だな、お前」
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そこまで話したとこで
おはよーって大野智が楽屋に3番乗り
智「ん？」
あ、こいつにはしょっちゅう好きとか言ってるな
昨日も、
和「…」
智「ぃってえ！なにすんだ！」
酔っ払いの電話が無けりゃ、って一瞬思って
おっさんの脛を軽く蹴った
クスリと聞こえた笑い声に顔を上げたら
『気づけよ、意気地なし』と言われた
なんか、ギクリとして
ムカつかなかったから不思議だ
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モナ(プロフ) - tomatoさん» tomatoさん。待っていただけて本当に嬉しいです！おかげで完結できました！本当にありがとうございました( ´ ▽ ` ) (2015年11月21日 13時) (
レス) id: 1460624304 (このIDを非表示/違反報告)
モナ(プロフ) - るるみさん» るるみさん！ありがとうございます！お待たせしてすみませんでした(/ _ ; )おかげで完結することができました！ (2015年11月21日 13時) (レス) id: 1460624304 (このIDを非表示/違反報告)
tomato(プロフ) - お疲れさまでした、彼のツン具合にやられまくりました(*´∀｀)幸せでした(*´∀｀)完結ありがとうございました！彼女が好きすぎる二宮和也が素敵すぎました♪ (2015年11月18日 22時) (レス) id: 850a75fc2a (このIDを非表示/違反報告)
るるみ(プロフ) - モナさんんん！大学受験終わるのを心待ちにしておりました！スケコマシガチ勢です、笑笑 ツンデレ大好きな人にとってはほんとにきゅんきゅんしっぱなしでした！完結してくださってありがとうございます！涙 (2015年11月18日 19時) (レス) id: ebecdf4a97 (このIDを非表示/違反報告)
モナ(プロフ) - アキさん» お返事遅れました(-ω-；)素直じゃないスケコマシが、素直になりました！(照れながらも)このお話、主人公と二宮氏がどちらも成長出来るようにと書き始めたお話です。たくさん泣いて悩んで成長する2人を、最後まで見守ってください♪ (2015年6月4日 17時) (レス) id: 4b5ed87ff4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モナ
| 作成日時：2015年1月29日 23時
