feeling/side…TH ページ40
ヒョン宛にカトクをしようと思いスマホを開きながら空き部屋と思わしき場所に足を踏み入れるとタイミング良くヒョンがいた。いや、ホソギヒョンとAヒョンがいた。という方が正しいか。
二人とも抱き合った状態で眠っている。服は脱いでいないから多分まだ大丈夫。ホソギヒョンはしっかり理性をセーブしたみたいだ。
ヒョン達を起こさないように引き剥がしてからAヒョンを姫抱きし、部屋を後にする。心地よさそうに眠っているからなんとなくいじめたくなった。
リビングルームのソファーに優しく降ろして顔の側に肘を付き少し眺めてみた。イヤーロブに開いたピアスの穴に焦点をあてていじる。揺らして引っ張って、息を吹きかけた。
少し声を出したがそれでも起きないので、一つ軽いキスを落してみる。
EA「ん…?テヒョンア…」
TH「おはよう、ヒョン」
薄く開いたヒョンの目を夕日が照らし、光彩が綺麗に輝いた。眠り姫が目覚めたみたい。もしかして、これが運命のキスってやつ?
ヒョンは眠そうに目を擦って大きく伸びをする。それと同時に服が捲れ上がって細くてしなやかな腹筋が顕になった。下部の大腰筋が本当に…。いいや、なんでもない。そう考えていると、無意識に唾を飲み込んでいた。
EA「起こしてくれてありがとう、連絡できなくてごめんね」
TH「ううん、寝てたなら連絡は取れなかったと思うし大丈夫だよ。部屋に入ったら丁度ヒョンを見つけたから連れ出しちゃった。二人きりなのに眠るなんて、疲れちゃうくらいのことしたんですか?」
EA「ああ…はは、あんまり覚えてないな」
嘘。今目を逸らした。ってことは何かを思い出してるんだ。
ヒョンの目線の先に顔を持っていって無理やり目を合わせる。するとまた目を逸らしたのでもう一度同じことをした。どうして逃げるの、ヒョン。
TH「俺の目を見てください。そしたら思い出すかも」
EA「も、もういいじゃないか。なんで気になるんだ?」
TH「いひ、なんでかな」
それはもちろん、好きな人のことは何でも知りたいからだよ。俺より前の皆よりももっとヒョンの事が知りたくて、触れたいから。
この溢れて暴走してしまいそうな感情を隠すためにヒョンの頭を撫でると少し汗ばんでいるのが分かった。時間的にもあの時間だから丁度いいかもしれない。
TH「ヒョン、一緒にお風呂に入りましょう」
EA「いいね。久しぶりだ」
TH「はやくはやく!」
裸の付き合いって、きっと健全な意味じゃなくなっちゃうよ。
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Hor(プロフ) - 46さん» 閲覧、コメントありがとうございます!これも皆様の支えやご協力があったからです!本当にありがとうございます!46様もお身体に気をつけてお過ごしください!これからもこの小説をよろしくお願い致します! (2021年4月3日 14時) (レス) id: 8511c6e638 (このIDを非表示/違反報告)
46 - 続編おめでとうございます〜!これからもお体に気をつけて頑張ってください〜! (2021年4月3日 8時) (レス) id: e3db527284 (このIDを非表示/違反報告)
Hor(プロフ) - moonさん» 閲覧、コメントありがとうございます!今回のお話を甘々にしようと思ったらあんまり甘々にできなかったです…本当に申し訳ありませんでした。続編にて日常編に戻りましたら取り入れさせていただきたいと思います!頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2021年4月1日 16時) (レス) id: 8511c6e638 (このIDを非表示/違反報告)
moon - この作品が好きでいつも読ませてもらっています!出来たらでいいんですが、砂糖のユンギさんとEAさんの話が見たいです!あと、これからも応援してるので頑張って下さい! (2021年4月1日 13時) (レス) id: 5c8c3be44d (このIDを非表示/違反報告)
Hor(プロフ) - ましろさん» ましろ様、再びコメントありがとうございます!楽しみにしていただけて嬉しいです!その暖かく優しい言葉に救われます…!こちらとしてはあまりお待たせしないようにしたいので頑張らせていただきます!(笑)これからもこの小説をよろしくお願い致します!! (2021年3月24日 23時) (レス) id: 8511c6e638 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hor | 作成日時:2021年2月17日 21時