polar bear-2/side…RM ページ13
手を繋いだまま再び園内を歩く。すると先程とはまた別のふれあいコーナーがあった。ここは先程よりも少し規模が小さくてカフェのような施設らしい。
ドアベルの綺麗な音色が店内に響いて店員がとんでもなく輝く笑顔で席に案内してくださった。今まで手を繋いでいたことをすっかり忘れていて店員のガン見により思い出した。お互い笑いながら手を引っ込める。本当は手を離したくなかったがまたここを出るときに繋げばいい話だ。
店員にコーヒーとカフェオレを注文して少し待つ。その間にヒョンがまたメンバーを紹介してくれた。あ、メンバーに似てる動物か。
EA「ここにはユンギとホソクがいるんだよ。みんな、おいで〜」
ヒョンが声をかけると、ものの影から現れたのは猫とリス。一見関わりがなさそうなのに、猫の背中にリスが乗っていた。これはどういうことだ。
EA「相変わらず仲良しだね〜。シロクマさんの所には行けた?そっか!良かったね」
RM「シロクマって…さっきの子ですか?」
EA「そう。この子達、すごくシロクマさんのこと心配してたけど声をかける勇気がなかったんだって。でも最近やっと話せるようになったみたい」
RM「それは良かったですね。しかしエピソードも本当にユンギヒョンとホソクに似ていますね」
EA「ユンギとホビも僕を心配してくれていたから、お互いの話ができたときは凄く嬉しかったし楽になったよ」
ユンギヒョンに似た猫を撫でながら丁度届いたコーヒーを一口のんだ。Aヒョンはホビに似たリスにおやつを与えている。頬杖をつきながら愛おしそうに見つめるヒョンが愛おしい。俺は今日これに最後まで耐えられるのか。
癒やされる反面、可愛くてたまらない故理性を保つのが大変だ。しかも顔が良い180cmの華奢な体というギャップでもう訳が分からない。俺の頭脳が働かなくなるくらいには分からない。一瞬でIQ3くらいまで引き降ろされる感じだ。
EA「この子達も自分に似ている人間に会いたいって。次はメンバー全員で来なきゃね」
RM「じゃあ次に俺と二人で出掛ける約束は?」
EA「水族館か美術館」
RM「期間限定で美術館に飾られる作品があるらしいですよ」
EA「よし、美術館で決定」
楽しみだとふわりと笑うその笑顔に胸が締め付けられる。ヒョンから目が離せなくてボーッとしているとユンギヒョン似の猫にパンチされた。結構痛かった。
再度ドアベルを鳴らしカフェを出た。そろそろお土産を買って宿舎に帰ろうとまた手を繋いで笑いあった。
795人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Hor(プロフ) - 46さん» 閲覧、コメントありがとうございます!これも皆様の支えやご協力があったからです!本当にありがとうございます!46様もお身体に気をつけてお過ごしください!これからもこの小説をよろしくお願い致します! (2021年4月3日 14時) (レス) id: 8511c6e638 (このIDを非表示/違反報告)
46 - 続編おめでとうございます〜!これからもお体に気をつけて頑張ってください〜! (2021年4月3日 8時) (レス) id: e3db527284 (このIDを非表示/違反報告)
Hor(プロフ) - moonさん» 閲覧、コメントありがとうございます!今回のお話を甘々にしようと思ったらあんまり甘々にできなかったです…本当に申し訳ありませんでした。続編にて日常編に戻りましたら取り入れさせていただきたいと思います!頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2021年4月1日 16時) (レス) id: 8511c6e638 (このIDを非表示/違反報告)
moon - この作品が好きでいつも読ませてもらっています!出来たらでいいんですが、砂糖のユンギさんとEAさんの話が見たいです!あと、これからも応援してるので頑張って下さい! (2021年4月1日 13時) (レス) id: 5c8c3be44d (このIDを非表示/違反報告)
Hor(プロフ) - ましろさん» ましろ様、再びコメントありがとうございます!楽しみにしていただけて嬉しいです!その暖かく優しい言葉に救われます…!こちらとしてはあまりお待たせしないようにしたいので頑張らせていただきます!(笑)これからもこの小説をよろしくお願い致します!! (2021年3月24日 23時) (レス) id: 8511c6e638 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Hor | 作成日時:2021年2月17日 21時