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＊
汐『……A』
｢…汐恩…お迎えありがとう｣
汐『…ほんま誰にも何もされてへん？』
｢…うん、何もされてへんよ｣
汐『なんなんその変な関西弁笑』
瑠『…あ！A！』
瑠『二次会…行かないんだよね？』
｢行かないよ｣
瑠『…じゃ、あの約束覚えといてよ…！』
何か約束なんてしたっけと考えを巡らす
あ、もしかして汐恩に会いたいみたいな話？
実は今私の隣にいるけど、笑
まあこの距離からだと遠いし暗いし
瑠姫は汐恩のこと見えてないみたい
･
汐恩に無言で手を取られ
2人で手を繋いで駅まで歩く
暫く無言な汐恩
なんか少し気まづいなと思ってたら
汐『………なぁ、約束ってなんなん』
汐恩が口を開いた
｢…約束？｣
｢あぁ…瑠姫がね、汐恩に会いたいんだって｣
汐『…え？あの元彼王子様が？俺に？』
｢いつまでその呼び方なの…笑｣
汐『俺に会ってどうするんねやろ』
｢何か、純粋に友達になりたそうだったよ？笑｣
｢彼氏いるのかって聞かれて汐恩のこと話したら、何か一人で盛り上がっちゃってさ、しまいには汐恩に会いたいって言うからちょっとびっくりしたよ…笑｣
汐『……元彼に俺のこと話したん……？』
｢…え、嫌だった？…ごめん…｣
汐『…いや…違くて…』
汐『元彼とより戻したらどうしようとか思っとったから…』
汐『ちゃんと俺と付き合っとること言ってくれて嬉しかった…だけ』
そう言う汐恩の耳は暗闇でも分かるくらい真っ赤だ
｢……なんだそれ……笑｣
汐『…でもほんまに心配したんやからな？』
汐『全然連絡返ってこーへんし』
汐『このまま離れてったらどうしようかと思った』
私の手を握る力を強める汐恩
｢それはほんとにごめんね｣
｢…でも、こんなに心配してくれてありがとう｣
｢私、嬉しかった｣
汐『…ほんま？』
汐『俺、重たない……？』
｢…ううん、愛されてるなって感じるよ｣
｢私だって、汐恩が他の部署の子達からキャーキャー言われたり、汐恩に話しかけたりとかしてるの見るとすごく嫉妬するよ｣
｢元々私は汐恩の先輩だったし、何より歳上だし…｣
｢だから中々このこと汐恩には言えなかったけど…笑｣
汐『…なんなんそれ』
汐『可愛すぎるんやけど…』
汐『…はよ帰ろ』
汐『俺が寂しい思いしてた分、ちゃんと相手してもらうんやから』
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梓(プロフ) - mmさん» コメントありがとうございますm(_ _)m祥生に光成は親子感あっていいなぁとずっと思ってました！ えええ黒ちゃん推し！ それはもう運命すぎて、もう運命ですよね？(え) 素敵なお話だなんて、、嬉しい限りです泣 (2021年8月29日 11時) (
レス) id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - 初めまして(^^)光成がまさか檜山くんだとは思わなくてびっくりしました笑 黒ちゃん推しなのでちょっと運命感じてしまいました笑 いつも素敵なお話を上げてくださってありがとうございます！！ (2021年8月24日 1時) (レス) id: 3348bbded4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓 | 作成日時：2021年8月6日 0時
