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＊
汐『……何時に終わるんやったっけ』
｢えっとね、確か22時頃だったと思う｣
汐『ん、分かった』
汐『迎えに行くからまたその時連絡してな』
｢分かった、ありがとね｣
汐『……ん、行ってらっしゃい』
そう言って私を強く抱き締め
離してくれない汐恩
｢…ちょ…苦しいよ笑｣
汐『魔除けや魔除け』
なにが魔除けよなんて一人でツッコミながら
｢…もう…遅れちゃうから行くね？笑｣
汐『…絶対他の男に目移りすんなよ』
なんて耳元で囁く汐恩に
｢…絶対そんなことありえないから安心して｣
負けじと私も耳元で囁き返す
汐『……なっ…』
なんて一気に顔を赤くし私を見つめる汐恩
｢はいはい、行ってきます〜笑｣
汐『ん』
軽く口付けを交わし家を出た
･
懐かしい顔が並ぶ
高校の時に仲良くしていた杏奈とも無事会えて
今どんな仕事してる〜とか
彼氏はどう〜とか
お互い高校の時に思い描いていた未来とは少し違うけど、それでも私たち充実してるねとお酒を片手に話が進む進む
｢ちょっとお酒取ってくるね｣
杏『行ってら〜』
･
ん〜どれにしようかなと顎に手をあてながら迷う私
瑠『……A？』
幹事だからすごく忙しそうだし、
話すことは無いかなと思っていた瑠姫に話しかけられ
思わずたじろぐ
｢…久しぶりだね｣
瑠『いつぶり？笑』
｢ん〜高校卒業以来だから10年ぶりとか？笑｣
瑠『10年か〜だいぶお互い大人になったね笑』
瑠『A、すごく綺麗になってる…』
ぶっ…思わず飲んでいたお酒を吹き出しそうになる
もう別れたとはいえ、1度付き合っていた人に褒められるとさすがに照れるし、何より私には彼氏がいるのにストレートに褒める瑠姫に少しときめいてしまった
瑠『高校の時からすごく可愛かったけど、大人になってからより綺麗になったよ、ほんとに』
瑠『俺の知らない10年間がAにはあるんだなぁって少し寂しい気もするけど…笑』
畳み掛けてくる瑠姫に顔がどんどん赤くなる私
｢……瑠姫だって…｣
瑠『俺だって何？笑』
｢すごくカッコよくなってるよ｣
瑠『ほんと？嬉しいなぁ〜笑』
この笑顔は確信犯だ
付き合ってた頃から変わらないね、その癖
満面の笑みで歯を出しながら笑う瑠姫に私は弱かった
いやいや、何でときめいてんの私
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梓(プロフ) - mmさん» コメントありがとうございますm(_ _)m祥生に光成は親子感あっていいなぁとずっと思ってました！ えええ黒ちゃん推し！ それはもう運命すぎて、もう運命ですよね？(え) 素敵なお話だなんて、、嬉しい限りです泣 (2021年8月29日 11時) (
レス) id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - 初めまして(^^)光成がまさか檜山くんだとは思わなくてびっくりしました笑 黒ちゃん推しなのでちょっと運命感じてしまいました笑 いつも素敵なお話を上げてくださってありがとうございます！！ (2021年8月24日 1時) (レス) id: 3348bbded4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓 | 作成日時：2021年8月6日 0時
