・ ページ2
＊
瑠姫とは純喜の紹介で知り合った
って言っても、純喜は私に彼氏がいること知ってるから、良いヤツ紹介するよ的なものではなかった
純喜とはサークルが一緒で仲良くなった
でも学科が違うから中々キャンパス内では会わない
それでもこうして2人で飲みに行くことが多かった
純喜の口からは瑠姫がなぁと言う言葉がよく出る
そんだけ瑠姫瑠姫言われたらこっちだって
どんな人なのかな？って気になるのは当たり前で
｢ふ〜ん、瑠姫くんてどんな人なの？｣
そう聞けば
純『ほんなら俺今度瑠姫連れてくるわ…！』
そして出会ってしまった
＊
白岩瑠姫という名前に負けない顔面とスタイル
みんなから王子様と言われてるみたいだけど
まさにその通りだ
拓実とは違うタイプのイケメン
それにすごく気が合う
拓実に多少の罪悪感を抱きながらも
3人での飲みを楽しんだ
帰り際には彼とLINEを交換もした
まああれだけ盛り上がったらそれくらいするよね
別にこれからLINEでやり取りする訳でもないし
そう言ってあの時の私は
高鳴る胸を抑えるための理由を必死に探していた
＊
それからと言うものの
瑠姫とは頻繁にLINEでやり取りをするようになった
ただ、純喜から私が拓実と付き合ってることを聞かされていたからか、純喜にはやり取りをしていることを言ってないみたいだった
･
拓実に満足していない
なんてそんなことは無い、無さすぎる
私には勿体ないくらいによく出来た彼氏だ
いつも私のことを最優先に考えてくれて
高一の時からもう6年も付き合っていると言うのに
未だに私に好きと言うのは顔を赤くして照れる
そんな拓実が可愛いし
拓実のこんな所やあんな所を見れるのは私だけ
そう思うとすごく嬉しくなるのは本当だ
でも裏を返せば6年だ
新しい刺激を求めていたのは私の方かもしれない
日に日に瑠姫のことを考える時間は増えていった
メッセージだけではなく電話もするようになった
意外とビビりで
そのくせ虫が大っ嫌いで
話す度に出てくる瑠姫の一面に
惹かれていくのにそう時間はかからなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 647人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梓(プロフ) - mmさん» コメントありがとうございますm(_ _)m祥生に光成は親子感あっていいなぁとずっと思ってました！ えええ黒ちゃん推し！ それはもう運命すぎて、もう運命ですよね？(え) 素敵なお話だなんて、、嬉しい限りです泣 (2021年8月29日 11時) (
レス) id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - 初めまして(^^)光成がまさか檜山くんだとは思わなくてびっくりしました笑 黒ちゃん推しなのでちょっと運命感じてしまいました笑 いつも素敵なお話を上げてくださってありがとうございます！！ (2021年8月24日 1時) (レス) id: 3348bbded4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梓 | 作成日時：2021年8月6日 0時
