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ページ14

和也side


トイレの方からバタバタってなにやら物音が…


「翔さん!」


慌てて潤と向かうと、トイレの前で翔さんが倒れていた。


「翔さん!わかる?!」

「ん…へいき…」


意識は失っていないみたいだけど、完全に体から力は抜けている翔さん。


顔面蒼白で目も閉じかけ…。


「ベッド運ぶね?」

「…ごめ…ね…」


肩と膝の下に腕を滑り込まして、グッと抱えた。


細いけど…翔さんの方が身長高いし、1人じゃ無理かもしれないくらいに思ってたけど…。


「……っ」


思ってたよりも遥かに軽くて驚いた。


「…和?」


少し戸惑って翔さんを抱えたまま止まってしまった俺に潤が声をかけてきた。


「あ…あぁ…なんでもない」


そういえば栄養剤打ってるとか…言ってたよね。


よくわかってなかったけど、今実感した…思ってたより危険な状態なんだって。


今は違うかもしれないけれど、俺たちが原因で食べれなかった頃もあったから…。


「潤…ちゃんと恩返ししよう」

「…え?」


岡田先生に電話をかけようとしている潤にそう話しかけた。


「あんなに酷い扱いしても、俺たちのこと嫌ったり見捨てたり絶対してこなかった翔さんに。やっぱりちゃんと恩返ししないと」

「…そうだな。一生かけてでも返せねえ気がするけど」


岡田先生にもちゃんと話を聞いてみよう…。


今の状態のこと。逃げずに…。

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まゆり(プロフ) - 今までありがとうございました。楽しませてもらってました。 (2021年11月16日 20時) (レス) @page28 id: 2d52b978c2 (このIDを非表示/違反報告)
トマトっち(プロフ) - ごめんなさい!リクです!翔くん夢で過去(親)がフラッシュバック→家族には秘密→ある和の一言でパニック→智くんはいない→過呼吸→あとは作者様にお任せします。 もし良かったら作って頂けますか? (2018年7月30日 21時) (レス) id: 912a3a5484 (このIDを非表示/違反報告)
凛翔 - はい。すみません。それでよろしくお願いします。 (2018年5月26日 18時) (レス) id: 3554a71541 (このIDを非表示/違反報告)
凛翔 - (追加の修正)ノロにかかりますます弱り果てていく翔くんの姿をみて何かしたいのに何も出来ない和と潤がまた一時的に弱り果てている翔くんに不意打ちをかけるような反抗するが次第に智くんと和・潤がそれぞれできることを見つけて翔くんを支えていくみたいな感じ。 (2018年5月26日 16時) (レス) id: 3554a71541 (このIDを非表示/違反報告)
凛翔 - (追加)自分の性で移ってしまい今度は翔くんがお礼に和や潤の看病するものストレスや責任感でまた体調崩しはじめるけど2人にバレないようにするが智くんは気づきつつあるのに見守ってるみたいなかんじがいいです。 (2018年5月26日 14時) (レス) id: 3554a71541 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻弓 想 | 作成日時:2018年5月17日 18時

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