再会、そして…。__平野紫耀 ページ40
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__紫耀さようなら。大好きでした。ごめんね。
君から残された手紙。
これを見つけたのは君が消えてから1年経った頃だった。
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廉「紫耀なに見とるん?」
紫耀「なんも。もう行く時間?」
廉「おん。」
君が消えてからもう5年か。
こんなに想い続けられるってことは
まだ君が帰ってくるってどこかで思っとるんやな。
・
今日は離島へ行っての雑誌の撮影。
水着に着替えて船に乗り込む。
隣には楽しそうにしとる廉や海人がおって…
俺もつられて笑顔になった。
空を見上げると毎回思い出すんや。
__紫耀!あの雲なにに見える?
君がよくこう聞いてきたことを。
また君の声を聞きたい。君に会いたい。
何度そう願ったことか。
・
廉「お、そろそろ着くで!
紫耀!海人!降りる準備しとき!」
島が見えてきて、
そこには大勢の人がこちらに手を振って待っていた。
君がいないかな?なんて無意識に探していて
それで勝手にショックを受けてる毎日。
今回もまた…って、え?
嘘だろ、なんで、どうして、君が…
・
海人「どうかした?」
紫耀「どうも、こうも、、」
君は俺に気づいていないのか
まったく目が合わない。
もう俺のことなんて忘れてしもうたん?
島について船から降りる。
みんなのことなんか気にせんで
俺は一目散に君のもとへと向かった。
・
紫耀「A!」
A「え…紫耀?」
紫耀「A…本当にAなん?」
どこも変わってない君が愛おしすぎて
抱きしめようとしたけど、廉たちがおることを思い出して
出しかけた手を引っ込めた。
・
紫耀「ずっと会いたかった。」
A「紫耀…かっこよくなったね。
別人かと思ったよ。」
紫耀「なぁ俺の話聞いとる?」
俺が近づくと一歩下がる君。
A「もうこれ以上近づいちゃダメだよ。」
紫耀「急に消えて、やっと会えたらそんなこと言ってわけわからん。」
・
A「紫耀…私もう結婚するの。
だから紫耀も幸せになってね。」
そう言い捨てて君は走り去ってしまい
追いかけようとした俺はマネージャーに引き止められ
君を追いかけることは許されなかった。
そしてこれが君と過ごした最後の時間となった。
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from 里奈さん
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みんみん(プロフ) - 茉莉さん» 長編は2月以降更新していく予定なので、今投稿中のお話が完結したら考えさせていただきます! (2015年10月8日 20時) (レス) id: fdbfdebbc5 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - 聡君の「サヨナラ」の長編をできたらお願いします。 (2015年10月8日 18時) (レス) id: 096098014a (このIDを非表示/違反報告)
little heart(プロフ) - ありがとうございました。 (2015年10月5日 16時) (レス) id: 54aea2b15c (このIDを非表示/違反報告)
ニッシー(プロフ) - 最高でした!玉元風海人君とのお家デートをお願いします。 (2015年10月4日 18時) (携帯から) (レス) id: 3f62f189b6 (このIDを非表示/違反報告)
龍愛(プロフ) - 初コメ失礼いたします。菊池風磨くんのお家デートで猫系彼氏が見たいです!宜しくお願いします。 (2015年10月3日 23時) (レス) id: f8392182f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんみん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/karens04081/
作成日時:2015年9月5日 23時