Sexy Story 〜短編集〜

秘密の恋__森田美勇人 ページ33

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美勇人「今日スタジオどこ？」


A「いつものとこだよ。」


美勇人「なら送ってくよ。」


A「大丈夫だよ。それよりバレたら大変だし。」









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私はモデルで美勇人はジャニーズ。


私たちが付き合ってることは

親くらいしか知らないほどの秘密の恋。









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美勇人「まぁそうだね。

帰りは何時くらいになりそう？

俺今日撮影早く終わるからさ、時間あったらご飯食べに行かない？」



A「あ、うん、わかった！

なら終わったら連絡するね。」









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玄関へと向かって、

前に美勇人からプレゼントされた靴を履く。




A「じゃあ行ってきます！」


美勇人「うん、行ってらっしゃい。」



軽く触れる唇。

たったそれだけが1日の凄いパワーに変わるんだ。









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私の撮影も思ったよりも早く終わって

美勇人に連絡を入れたんだけど…




繋がったのは留守番電話サービス。









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あれ…美勇人はまだ終わってないのかな？



美勇人が撮影してるとこの近くまで行ってみようかな。









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電車に乗ってもうそろそろ着くというところで

美勇人からメールが届いて



電車を乗り換え、言われたところに向かう。









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美勇人「ごめんね。急に変更になってさ。」



A「気にしないで。私もたまにあるし。

それよりどこで食べる？」



美勇人「近くのお店にいいとこあるんだよね。

そこ行こうか。」





周りを警戒しながら美勇人が手を繋いできて

その繋いだ手はそっとポケットにしまわれた。









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美勇人「今日うまくいった？」


A「うん。だからすぐ撮り終わっちゃった。」


美勇人「優秀なモデルさんだね。」


A「へへっ、それほどでも。」




今は私の方が知名度は上だけど

美勇人がデビューすればどんどん上がって

私なんか比べ物にならなくなるんだろうな。



ちょっと寂しいけど

そうなってくれることをなによりも望んでる。









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A「美勇人…好きだよ。

ずっとそばにいてね？」



美勇人「え、どうしたの急に。

そばにいるに決まってるじゃん！」



A「ふふっ、ううん、なんとなく。」









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もっとギュッとくっついて

この繋いでる手をいつまでも離さずに行こうと

心の中で誓っていた。









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from りぃたんさん

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看病__永瀬廉→←結婚式のあとは__中島健人

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