8*plus+ 降谷さんと眼鏡。#1 ページ44
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( 園子side )
A「 む、胸キュン大作戦???」
Aさんのびっくりしたような声が静かなポアロの店内に響き渡る。
『 そうよ!なかなかいい案だと思わない?ねぇ、蘭!』
蘭「 うん、それいいかも!やってみる価値はあるんじゃないですか?」
私は今、私とAさんと蘭の3人でポアロで秘密の作戦会議をしていた。
何の作戦かと言うと、Aさんの彼をドキドキさせよう大作戦。
なんでも以前、彼にしてやられたらしく、今回何としてでもやり返したくて、私たちに相談しに来たのだとか。
『 やっぱり眼鏡にやられたなら、眼鏡でやり返すべきですよ!なんてったって男はみんな、眼鏡萌えに弱いんだから!』
そう言ってウインクをする私に、隣で苦笑いを浮かべながらもAさんを応援する蘭と、目の前で思案しているAさん。
A「 で、でも…… 」
『 なーにをそんなに悩んでるのよ!悩んでても何も始まりませんよ!』
A「 でもわたし…目はもともといいから彼が信じてくれるかわからないし、それ以前に私、眼鏡なんか持ってないし… 」
( なんだ、そんなことを心配していたのか… )
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作者名:朔 | 作成日時:2018年6月12日 20時