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手を伸ばそうとすると、ハッとしたように彼女は言った。
貴「だめっ…章ちゃんも分かってるでしょ…？」
彼女が悲しそうな表情をしたのは、ぼやけていても分かった。
…君がなぜ、そんな顔をしたのかも分かっていた。
貴「また会えるって…また会えるから、笑顔で居てって言ったじゃない」
章「でもッ…」
貴「言い訳は聞きたくない」
章「僕もう、耐えられへん…っ
Aがおらへんこの世界なんていらへんよ…っ」
僕がそう早口に捲くし立てると、キミはまた悲しげな顔をした。
貴「…でもね、章ちゃん。私も、好きで死んだわけじゃないし…
それに貴方の周りには、たくさん貴方を支えてくれる人がいるんだよ」
章「っ……」
貴「貴方が死んだら、悲しむ人が沢山いる。
…私も、悲しいよ。私のせいで死ぬなんて、嫌だもん」
涙が溢れて止まらない僕に、キミはそっと微笑みかける。
貴「大丈夫っ！いつまでも待ってるよ、章ちゃんのこと。
焦らず、ゆっくり…章ちゃんらしく、生きていけば良い」
貴「そりゃぁ、章ちゃんが新しい彼女できるのは嫉妬しちゃうけど…
でも、それも章ちゃんの決めることだからね」
貴「…手紙にも書いたけど、本当にありがとう
ずっと愛してるよ」
そう言って微笑んだ君は、すうっとこの青い空へと消えていった
章「っ…バカ…俺も愛してるわアホっ…」
((深い眠りに就いた僕のお姫様))
((もう目を覚まさないけれど…))
((ずっと愛し続けるよ))
........fin
＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿
[君に…]の最終話からエピローグの間の物語です。
読んでなくて話が読めなかった方、ごめんなさい(汗)
処女作なので、何かあやふやです(笑)
↓良かったら読んでみてください
君を…【∞ / 青】
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∞のん∞(プロフ) - 大谷きちゅパンださん» 有難うございます、!!そんな事を言っていただけるなんて嬉しい限りです（*´Д｀） すばくらさん、了解しました!!2の方で書かせていただきますが、お時間いただくかもです汗 (2014年2月25日 1時) (
レス) id: ec94d5f2ba (このIDを非表示/違反報告)
大谷きちゅパンだ(プロフ) - むっちゃおもろいですっ！最後の村上さんのやつ、泣いてしまいました…(笑)あと、すばくらの、なんでもいいんでみたいですっ！ (2014年2月24日 23時) (携帯から) (レス) id: 587753c397 (このIDを非表示/違反報告)
∞のん∞(プロフ) - ひなくんさん» リクエスト有難うございますすすすすs(((← 了解です!! 移行してからになりますが、受けさせて頂きます!!（≧∇≦） (2014年1月4日 4時) (レス) id: 73b4a23952 (このIDを非表示/違反報告)
ひなくん(プロフ) - 村上さんのちょっとＳなのが見たいです。リクです。お願いします。 (2014年1月4日 1時) (レス) id: 3a5c223b38 (このIDを非表示/違反報告)
∞のん∞(プロフ) - むんさん» リクエストありがとうございますっ(´Д` ) 喜んで書かせていただきますね！！ (2013年11月8日 23時) (レス) id: 73b4a23952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅのん | 作成日時：2013年6月18日 4時
