大好きなきみへ (ページ5)

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HAPPY XIUMIN DAY3 ページ5

外には既にミンソクが。

｢ミンソク、ごめん！
いつから待ってた？｣

｢そんなに待ってないよ。
仕事は大丈夫？｣

｢無事終わったよ。

本当にごめんね。
デートしようって、わたしから誘ったのに。

ドタキャンして。
たくさんお祝いしたかったのに...。
本当にごめんね。｣

｢謝りすぎ。

俺は仕事をほったらかして、デートしてるAのほうが嫌だよ。

いつも仕事に一生懸命で、後輩教育にも悩みながら、全力でやってるA見てたし。
そういうAだから、好きなんだ。

それより、俺、まだ直接言われてない大事な言葉があるんですけど？｣

｢ありがとう。
ミンソク、お誕生日おめでとう。

わたしも大好きだよ。
いつもいつもありがとう。｣

｢うん。｣

きゅっと目を細めて微笑むミンソクにときめいて。

わたしは何度この人に恋をするのだろうか。

｢じゃあ、家に帰ろうか。｣

｢あ、ケーキ予約してあるから、寄って帰らなきゃ。｣

どちらともなく、手を差し出して、当たり前のようにぎゅっと手を繋いで、我が家に向かう。

お外でデートはできなくなっちゃったけど、帰ったら、いっぱいミンソクのことお祝いしたいな。

お誕生日、おめでとう、ミンソク。

2017.3.26.