Short Sleeper (ページ40)

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続ページ40

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「あの時はほんまにごめん」

『拓実が謝ることじゃないよ、私も悪いところたくさんあったから』

「俺が自分に余裕なかったから」

真っ直ぐに目と目が合う。

あの時と同じ純粋な目をしているけど、あの時と違って悲しい目じゃない。

「A、もう一度俺と付き合ってくれへん？」

『……はい、もちろん。』

懐かしいキスをする

◎おまけ(番外編)

「お別れの日さ、さよならした後に実はずっとAの事見てたん知ってた？」

『え！？知らなかった！』

「全然振り返らんからほんまに終わりなんやなって思った」

『振り向いて目が合っちゃったらさよならできなくなるでしょ』

「さっき気になったとこあったんやけど」

『何？』

「プロポーズされたん？」

『あー、うん。でも日常会話の中でサラッと言われちゃったからプロポーズって感じしなかったけど』

「ふーん…」

『なんか不満そうですね？』

「…俺の知らないAがいるなと思って。」

『そりゃ２年も離れてたからね』

「再会が結婚式とかじゃなくてほんまに良かった」

可愛い彼女を持つと大変だなと思う拓実くんでした。

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