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過去のお話。 ページ17

としみつはあたしを見つめたまま。



「な、なに?」


と「そろそろ自分のために生きた方がいいよ」


「え?」


と「他人のことより、自分大事にしろってこと。確かに気になるかもしれんし、不安だろうけどさ。迷惑かかるとか心配かけるとか、それってAを大事に思っとるなら普通だでね?」


「それはー…そうかもだけどー…」


と「いいんだって。そのままで」


「んー…」


と「俺の個人的な意見だけどさ、お前がそんな背負うことばっかなのは正直ムカつく」


「…うん、」


と「いいやん別に。荷物が重くなったら一回荷物降ろせば。お前の周りにば誰もおらんの?」


「…」


と「りなちゃんとまりちゃんは?」


「…、」


「りょうは?しばゆーは?」


「っ、…」


と「…俺は?」


「…う、ん」








涙を堪えながら、というより
もうすでに溢れていたけど
大きく頷くと、としみつは
あたしの頭に手を乗せて、
今まで見たことのない、柔らかく
優しい笑顔を見せてくれた。








と「俺たちがおるで。大丈夫」


「ありがとうっ、…」






やっぱりこの人は優しい。




なんというか、
説得力がありすぎるんだ。









それから今からどうするか、
という話になってるんだけど…









と「服、俺のでいいかや?」


「あ、うん。ごめんね」





そう言ってとしみつは
Tシャツと短パンを貸してくれて、
お風呂をいただきました。









そのあととしみつもお風呂に入って、
なんとなくだらだらと過ごした。






「今日はありがとう」


と「別に気にすんなって。俺が呼んだんだし」


「そうだけど、でもありがとう」


と「はい、そりゃどーも!(笑)」


「今度としみつのお友達にも会わせてね!」


と「えー(笑)あいつらちょっとぶっ飛んどるでAに会わせるの怖いわ(笑)」


「え、もしかして不良、、?!」


と「ちげーわ(笑)なんつーか、、うん。バカだもんで」


「でもきっといい人なんだろうなー」


と「まあ確かにいい奴らだよ」


「同い年?」


と「あと2人は同い年。もう1人は一個上だね」


「へぇ、、」


と「ちなみに同い年の奴ら同じ学校だでね(笑)」


「え!?」


と「まあそのうち会うよ(笑)」


「年上の人は?」


と「なんか2人のうちの1人がバイト先で知り合って、俺らも仲良くなった」





なんだか、交友関係広いですね。←









※てつゆめもうすぐ出番来ます←

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作品ジャンル:ラブコメ
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ピンクのとり(プロフ) - 応援してます!更新頑張って下さい! (2020年3月27日 13時) (レス) id: f66f4367d9 (このIDを非表示/違反報告)
ふくちょー。(プロフ) - Knymal01さん» ありがとうございますー。緑落ち、、を狙ってます実は! (2019年8月4日 2時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
Knymal01(プロフ) - 応援してますー、是非落ちは緑希望です...! (2019年8月2日 23時) (レス) id: 437d9bd777 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユーカリ | 作成日時:2019年7月27日 2時

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