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過去のお話。 ページ13

ー祭り当日。





あの話し合いから、
りょうくんととしみつとも
すっかり打ち解けて、
柴田くんこともしばゆーと呼ぶように。









り「やっほー!」


「やっほー!」


ま「よし!女揃った!」







女子軍は浴衣を着て、
普段は特に代わり映えのしない
ひとつに結んだ髪だったけど、
今日は頑張ってアレンジしてみた。






りょうくんから、
"髪の毛のアクセサリーはつけてこない!"
という謎の指定があったから
みんなそれぞれ大きなものはつけていない。









ま「まさかAと祭り行けるなんてなぁ〜…」


り「ほんと!あたしたちが説得しても絶対いや!って言ってたのに(笑)としみつくんりょうくんパワーすごいね!」


「え!?そんなんじゃないってば!あたしもそろそろ行ってみたいって気持ちは!あったし!」


ま「あのさー、、」


「まりどうしたの?」


ま「あたし、しばゆーが気になるんだ」


「え!?」


り「お!?!!恋!?」


ま「まぁ、、そんな感じ」


り「え、じゃああたしもどさくさに紛れて言うけど、、りょうくんが気になる」


「え、ちょ…2人とも…」


り「A!なんとか2人きりにして!!」


ま「お願い〜!!」


「あ、あたしはいいけど…としみつがどうかな?」


り「Aがいいなら良し!」


ま「そうそう!としみつくんも嫌じゃないと思うから!3人で頑張ろ!」


「あたしは何を頑張るのー…」






まあ薄々気付いてはいたけど
本当にこの2人はあの2人に惚れてたか。









残り者同士ってなんか気まずいな、、









3人で待ち合わせ場所に座っていると、
まりの髪の毛に、りなの髪の毛に
あたしの髪の毛に誰かの手が触れる。









3人「えっ、!?」









後ろを向くと、そこには浴衣姿の
りょうくん、としみつ、しばゆー。









り「うん、バカ似合っとる!」


りな「これなに?」


り「青いバラの髪飾り。俺が個人的に青好きだからこれ買ったんだけどね」


し「俺はひまわりの髪飾り〜!りょうはりなに買うって言ってたし、としみつはAって言ってたからさ。じゃあ俺はまりに!って。まりはひまわりが似合うと思って!」


まり「なんかあたしあまりモンみたいな言い方だな(笑)でもありがとう!」


と「緑の髪飾りなんて探すの大変だったぞマジで」


「なんの髪飾り?」


と「四つ葉のクローバー」


「へぇー!珍しい!ありがとう!」






これはある意味、青春。

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作品ジャンル:ラブコメ
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ピンクのとり(プロフ) - 応援してます!更新頑張って下さい! (2020年3月27日 13時) (レス) id: f66f4367d9 (このIDを非表示/違反報告)
ふくちょー。(プロフ) - Knymal01さん» ありがとうございますー。緑落ち、、を狙ってます実は! (2019年8月4日 2時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
Knymal01(プロフ) - 応援してますー、是非落ちは緑希望です...! (2019年8月2日 23時) (レス) id: 437d9bd777 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユーカリ | 作成日時:2019年7月27日 2時

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