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NARUTO 早く・・・2  ページ7

『よぉ、ネジ』


木にもたれかかって本を読んでいたA上忍が声をかける

少し驚いた

A上忍は驚くべき速さで上忍にまで上り詰めた天才児だと聞いたことがあった

日向家の分家であった俺は、当然A上忍を知っていた

たまに稽古も付けてもらったことがある


しかし、稽古を付けてもらう回数は徐々に減っていき、最近会う事すらなかった


『お久しぶりです・・・』

『久しぶり。背ェ伸びたな』

『・・そうですか?』

『あぁ』


笑いながら立ち上がるA上忍

近寄ってきて、片手で自分の頭の高さを示す


『ネジに抜かされたなw』

『そんなに伸びてますか?』


そう尋ねると、「あぁ」と笑う

少し、沈黙が続いた


先に口を開いたのはA上忍


『・・・任務で少し木ノ葉にかえって来れそうにないんだ』


俺も上忍の隣に腰を下ろして話を聞く

どこか、寂しさを覚えた


『・・・そうなんですか・・』

『だから、言いたいことがあってさ』

『・・?』

『・・・』


『ネジ、好きだ』


まっすぐに、深い青の瞳が俺を射抜いた

その瞳と、先ほどの言葉が頭の中でリピートして、思考がとまった

時間だけが過ぎていく


『・・・返事は明日の5時までに、門まで言いに来てくれ』


そういい残して、A上忍は消えた





・・・5時か・・

今は4時

後1時間

いまだ決断を出せずにいた

俺はまだ下忍

しかし、彼女は上忍

つまり、俺より強いということ

俺が・・・彼女と一緒にいて良いのか。と・・・


しかし、自分の気持ちにも決断を出せなかった

彼女が任務でしばらくいなくなると聞いたときの寂しさと切なさ

たまに見かける彼女の笑顔に見惚れてしまうこと

カカシやガイ先生と話しているときの悔しさ


・ ・ ・ ・


テンテンにでも聞くか

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マコト(プロフ) - お、おめでとー!(^^)! (2012年11月19日 18時) (レス) id: db199a0389 (このIDを非表示/違反報告)
音桜(プロフ) - マコトさん» テストとりあえず一日目終わったよん♪ (2012年11月19日 17時) (レス) id: 793d507468 (このIDを非表示/違反報告)
マコト(プロフ) - えー?!い、いやだ (2012年11月18日 20時) (レス) id: db199a0389 (このIDを非表示/違反報告)
音桜(プロフ) - マコトさん» だよなーwテストまたあるんだww (2012年11月18日 18時) (レス) id: 793d507468 (このIDを非表示/違反報告)
マコト(プロフ) - うん。そしたら勉強しなくていいww (2012年11月18日 12時) (レス) id: db199a0389 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音桜 | 作成日時:2012年3月16日 20時

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